資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (314 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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入手した医師による副反応報告症例(TASK0022654)であり、医薬品
医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生
労働省受付番号:v2210001183)である。
2021/08/10
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
2021/08/31
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
2022/03/28 本剤 3 回目接種。
2022/03/29 朝、頭痛、嘔気、発熱を認めた。カロナール服用で改善
せず。夜、これまでに経験したことのない痛みのため、当院救急外来
を受診。頭部 CT で異常なく、高血圧を認めず。アセリオ 1,000 mg 点
滴し、ロキソプロフェン頓服を処方し帰宅。
トロサ・ ハント症候
群;
2022/04/01 再び頭痛が酷くなり、近医を受診。本剤接種後の通常の
副反応と考えて SG 顆粒、イミグラン、リリカにて対症療法を実施。
23830
第3脳神経麻痺;
2022/04/02 動眼神経麻痺、視神経周囲炎が発現。
視神経周囲炎;
2022/04/04 右眼瞼下垂、複視を認め、精査加療のため当院に紹介さ
視神経炎
れ入院。頭痛は右半分で右眼の奥に限局しており、右眼の流涙を認
め、右眼瞼は完全に下垂、右眼球は外転以外動かず、瞳孔は散瞳して
いた。頭部 MRI、MRA で脳動脈瘤を認めず、右視神経の浮腫、右視神
経周囲が造影剤で濃染されるなどの所見が見られた。元々視力に左右
差はないが、入院後の右眼視力は左より低下していた。Tolosa-Hunt
症候群、視神経炎、視神経周囲炎として、ステロイドパルス療法を実
施。
日付不明
痛みは速やかに消失したが、眼瞼下垂、眼球運動障害は明
らかな改善が見られなかった。右瞳孔散大の程度は改善傾向が見られ
た。
2022/04/30 退院。
2022/05/16 後遺症として眼瞼下垂、複視が残る。
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