資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (296 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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【臨床症状】
・ 両側性かつ弛緩性の上肢や下肢の筋力低下。(発現
日:2022/03/16)
・ 筋力低下を来した上肢や下肢における深部腱反射の低下または消
失。
・ 報告時点までの、症状の極期における Hughes の機能尺度分類は
4。ベッド上あるいは車椅子に限定(支持があっても 5 m の歩行が不
可能)。
【疾患の経過】
・ 単相の疾患パターンを有し、筋力低下の発現から最悪の状態までの
間隔が 12 時間から 28 日間であって、その後に臨床的安定期を迎え
た。
【電気生理学的検査】(検査日:2022/03/23)
・ 遠位潜時の延長、F 波出現頻度の低下、F 波潜時の延長に該当し、
GBS と一致する。
【髄液検査】(検査日:2022/03/23)
・ 細胞数 1/mcL、糖 60 mg/dL、蛋白 63 mg/dL。
・ 検査室正常値を超える CSF 蛋白質レベルの上昇および、50 細胞
/mcL を下回る CSF 総白血球数より、蛋白細胞解離あり。
【鑑別診断】
・ 他の疾患に該当しない。
【自己抗体の検査】(検査日:2022/03/23)
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