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資料1-2-3-6    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (331 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応
報告症例(厚生労働省受付番号:v2210001328)である。

これまでに精神科受診歴のない被接種者。

2021/09/05

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。

2021/09/26

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。

日付不明

接種前の体温:36.7℃。

2022/04/03

11:30 本剤 3 回目接種。

2022/04/08

17:00 躁症状が発現。誇大妄想、多弁、感情の起伏の

増大を認めた。

2022/04/09 興奮、徘徊を認め、当院救急科を受診。帰宅後、不眠、
半月板手術;
23911

躁病
頭血腫

活動性の亢進、性的逸脱を認めた。

2022/04/11 当院神経内科を受診。帰宅後、興奮、脱衣を行うなどの
行為を認めた。

2022/04/12 2 階の自室から飛び降り、救急搬送。受診時、興奮、徘
徊を認め医療保護入院。血液検査、脳波検査、頭部 MRI、脳脊髄液検
査から器質的異常は認めず、縦断的経過を総合的に評価し、本剤接種
を契機に発症した初発躁病エピソードと診断した。加療としてオラン
ザピン 5 mg を内服開始。

2022/04/14 処方薬を long に増量し、躁症状は速やかに改善した。

日付不明

処方薬を漸減。

2022/05/23 処方薬を中止。

2022/06/13 症状の軽快を認めた。

2022/06/19 躁状態は再燃なく、精神症状は安定して経過していたた
め、自宅退院となった。

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