令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (144 ページ)
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出典情報 | 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》 |
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別添
医師労働時間短縮計画作成補助資料 取組例集
1.労働時間と組織管理(共通記載事項)
(1)労働時間数
※目標の検討の際には、医師の労働時間短縮等に関する大臣指針の「医師の
時間外労働短縮目標ライン」を参照下さい。
・年間の時間外・休日労働時間数の詳細な階層化や分析
(2)労務管理・健康管理
【労働時間管理方法】
・出勤簿による自己申告
・ICカード、生体認証、ビーコン等を用いた客観的な労働時間管理方法導入
・時間外労働時間の申請手続きの明確化・周知
・医師の自己申告等により副業・兼業先の労働時間を把握する仕組み構築
【宿日直許可の有無を踏まえた時間管理】
・宿日直許可申請について検討
・診療科ごとの勤務実態を踏まえて、必要に応じて宿日直許可を取得し、
「宿
日直許可のある宿直・日直」と「宿日直許可のない宿直・日直」とを区別し
た管理の実施
・宿直・日直の時間の適切な取り扱いを行った上での勤務計画の作成
【医師の研鑚の労働時間該当性を明確化するための手続等】
・自己研鑽のルールを定める
・事業場における労働時間の該当性を明確にするための手続を周知し、環境整
備
【労使の話し合い、 協定の締結】
・協議の場として、労働時間等設定改善委員会を月1回開催
・労働者の過半数で組織する労働組合と協議・締結し、届け出た 協定を医
局内に掲示
・ 協定を1年に1回、実態に即して見直しを実施
・ 協定を超えた時間外労働の発生が見込まれた場合には業務内容や協定内
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