令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (70 ページ)
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出典情報 | 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》 |
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医師の労働時間短縮に向けた取組(プロセス)/2.1 医師の労働時間短縮に向けた取組の実施
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宿日直許可の有無による取扱いを踏まえた勤務計画が
作成されている
ガイドライン
● 医師の勤務については、法定労働時間、法定休日等に留意し、時間外・休日労働の上限、法定休日
の確保、副業・兼業先の労働時間、宿日直の時間の取り扱い等を明確にした上で、勤務計画を作成
すること。
【ガイドライン
(2)
①】
● 勤務計画は対象月の前月末までに完成しており、以下のチェック基準を網羅する勤務計画のダブ
ルチェック実施体制をとることを推奨する。
【ガイドライン
(2)
④】
・ 時間外・休日労働時間数
・ 宿日直の時間
・ 法定休日の確保
・ 勤務間インターバルの確保
・ 副業・兼業先の勤務時間
・ 代償休息の付与
評価基準
〇 or ×
宿日直許可の有無による取扱いを踏まえて作成されていれば〇
評価の注意点
※ 新規のB水準、連携B水準及びC水準の指定に向けた評価の場合に限り、それぞれを満たすよ
うな勤務計画を作成する体制が整備されていれば〇とする。
評価のポイント
● 勤務計画上、宿日直許可のある勤務と宿日直許可のない勤務が判別されていることが確認
できれば〇
・ 宿日直許可を受けている場合は、宿日直許可書(
「断続的な宿直又は日直勤務許可書」)を
確認すること。
・ 宿日直許可を受けていない勤務を宿日直扱いで勤務計画を立てていると×
・ 宿日直許可を受けていない場合は、宿日直中の時間をすべて労働時間にしていること。
・ 評価は診療に従事する医師全体を対象とすること。
確認資料例
◇ 医師に係る勤務計画
(シフト表)
(直近3か月分)
◇ 宿日直許可書
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Ⅰ 評価項目の解説