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令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (26 ページ)

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出典情報 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》
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医師の労働時間短縮に向けた労務管理体制の構築(ストラクチャー)/1.1 医師の労働時間短縮に求められる基本的労務管理体制

15

36協定の締結に関して、医師
(特にB水準、連携B水準
及びC水準適用医師)
から意見をくみ取る仕組みがある

ガイドライン
● 労働時間短縮計画の作成にあたっては、医師を含む各職種が参加する合議体で議論を行い、計画

の対象医師に対して、計画の内容について説明し、意見交換の場を設けること。また、1年に1回、
PDCA サイクルの中で自己評価を行い、労働時間の目標や取組内容について必要な見直しを行う
こと。
【ガイドライン
(1)
⑬】
評価基準

〇 or ×

組合の意見として出てきてもよい、医師への個別ヒアリング等でも行っていれば〇

評価のポイント
● 36協定を締結前の段階で対象医師全員から直接又は労働者代表を介して意見を聴取する

仕組みが客観的に資料で確認できれば〇
・ 医師の労働時間短縮計画等に意見をくみ取る仕組みに係る記載があること。
・ 当該記載がない場合でも、実際に36協定の締結に際して意見聴取が行われ、その意見が
反映されていることが確認できる資料があること。
・ 労働者代表を介して意見をくみ取る場合、その労働者代表が対象医師全員からの意見を
聴取していることがわかる資料があること。
確認資料例
◇ 特例水準医師へのヒアリングの実施記録または組合の意見書
(最新の36協定に係るもの)
◇ 医師労働時間短縮計画等(今回受審時提出分含め、特例水準医師から意見をくみ取る仕組
みが記載されたもので直近のもの)

20

Ⅰ 評価項目の解説