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令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (23 ページ)

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出典情報 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》
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1.1.3

適切な 36協定の締結・届出

必須項目

12

36協定では実態に即した時間外・休日労働時間数を
締結し、届け出ている

ガイドライン
● 36協定については、前年度の労働時間の実績等を踏まえ、実態に即した時間外・休日労働時間数

を定めていること。36協定の締結に向けて、協定当事者間で労働時間実績や医師の労働時間短縮
の取組状況の共有や意見交換を行っていること。
【ガイドライン
(1)
⑪】
評価基準

〇 or ×

前年度の労働時間実績や労働時間短縮に向けた取組状況を確認した上で労使間の協
議を行い、締結していれば〇

評価の注意点

※ 必須項目の評価が×である場合は、評価保留となる。

評価のポイント
● BC 水準適用医師の前年度の時間外・休日労働時間の実態を踏まえ、上限時間を設定し、協

定を締結したことが判断できる資料が確認できれば〇
なお、前年度の時間外労働の実態よりも少ない時間で上限時間を定めている場合は、労使
間の協議のプロセスの確認は必ずしも必要ない。
保留になりうる事項
● 現在有効な36協定書の作成・届出がされていない場合は評価保留とする。
● 手元にある副本に押印が確認できなければ、届出の事実が認められないため、評価保留と

する。
確認資料例
◇ 受付印のある36協定届
(最新のもの)
◇ 当該36協定締結の際の労使間協議の記録
◇ 前年度の時間外・休日労働の実績を示す資料(当該36協定締結前1年分のタイムカード、
IC カード、パソコンの使用時間の記録、勤怠管理表、勤怠管理システムの記録、賃金台帳、
当該36協定締結前の医師労働時間短縮計画等)

Ⅰ 評価項目の解説

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