令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (16 ページ)
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出典情報 | 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》 |
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医師の労働時間短縮に向けた労務管理体制の構築(ストラクチャー)/1.1 医師の労働時間短縮に求められる基本的労務管理体制
必須項目
6
就業規則、賃金規程を作成し、定期的に見直しを行い、
変更を行った際には周知されている
ガイドライン
● 就業規則、賃金規程、育児・介護休業規程、36協定、裁量労働制を採用している場合には裁量労働
制等の各種規程について、法令の定めに沿って有効なものを作成し、法的に定められた方法で届
出を実施すること。
【ガイドライン
(1)
⑥】
評価基準
〇 or ×
常に最新の状態を保っていれば〇
評価の注意点
※ 必須項目の評価が×である場合は、評価保留となる。
評価のポイント
● 就業規則の作成届出についての労基法違反がなければ〇
・ 労基法89条の作成・届出義務
→就業規則本則、賃金規程を含む制定済み規程の最新版全てが届出されていること。
・ 労基法90条の作成・変更手続き
→代表選出意見聴取の手続きが適正であること。
● 法改正に伴う法令や労働条件に沿ったもので作成・改定されており
(作成・改定されている
ことがわかる)
、周知している資料が確認できれば〇
保留になりうる事項
● 法改正に即した就業規則、賃金規定が確認資料として提出されない場合は評価保留とする。
確認資料例
◇ 就業規則、賃金規定の変更届の控えまたは写しその他それらの変更履歴がわかる資料(直
近のもの)
◇ 現在周知している就業規則、賃金規程とそれらの掲示場所や掲載場所の確認
(※)
※書面審査の場合は、上記各規程の配布記録、掲示場所の写真、掲載場所
(院内イントラネッ
ト等)
の画面の写し
10
Ⅰ 評価項目の解説