令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (33 ページ)
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出典情報 | 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》 |
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医師の労務管理における適切な労働時間の把握・管理体制
必須項目
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評価を受ける医療機関における労働(滞在)時間を
把握する仕組みがある
ガイドライン
● 医療機関においては、医師の労働時間の把握が行われていない場合が多いため、まず、出勤時
間と退勤時間から労働(滞在)時間を把握すること。
(タイムカード、ICカード、パソコンの使用
時間の記録等の客観的な記録を基礎として確認することが望ましいが、日をまたぐ勤務も多く、
正確なデータの収集が困難な場合もあるため、少なくとも医師が労働(滞在)時間を正しく申告
する体制は整備する:労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライ
ン)【ガイドライン
(3)
①】
評価基準
〇 or ×
客観的記録が望ましいが、日々の出勤状況と労働
(滞在)
時間を把握する仕組みがあり、
実施していれば〇
評価のポイント
● 医師の出退勤時間を把握する資料が確認できれば〇
・ タイムカード等客観的な記録が望ましいが、自己申告による記録でも〇
但し、実態との乖離がないことが重要である。詳細は下記の参考資料を参照されたい。
保留になりうる事項
● 新規の評価でも出退勤時間の記録が確認できなければ評価保留とする。
確認資料例
◇ 医師に係るタイムカード、IC カード、パソコンの使用時間の記録、勤怠管理表、勤怠管理シ
ステムの記録
(直近月のサンプル3例)
◇ 勤怠管理の方法を示す資料
(マニュアル等)
参考資料
・ 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/
roudouzikan/070614-2.html
Ⅰ 評価項目の解説
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