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令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (60 ページ)

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出典情報 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》
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医師の労働時間短縮に向けた労務管理体制の構築(ストラクチャー)/1.3 産業保健の仕組みと活用

必須項目

44

衛生委員会が法令で定められた頻度・内容で
開催されている

ガイドライン
● 衛生委員会を適切な頻度で開催し、衛生委員会の審議事項として、
「長時間にわたる労働による労

働者の健康障害の防止を図るための対策の樹立に関すること」
(労働安全衛生規則(昭和47年労
働省令第32号)第22条第9号)とあり、追加的健康確保措置においても、事業者から産業医の勧
告等の報告がなされるため、既存の衛生委員会の効果的な活用が求められるが、医療機関の組織
体制として、長時間労働医師の健康確保に特化した他の実施体制を敷くことも可能である。
【ガ
イドライン(5)
①】
評価基準

〇 or ×

月に1回、構成員も定められたとおりに招集していれば〇

評価の注意点

※ 必須項目の評価が×である場合は、評価保留となる。

評価のポイント
● 50名以上の事業場は直近3か月分の衛生委員会の開催実績と直近開催回の議事次第・議事

録等の資料が確認できれば〇
● 50名未満に事業場は法による衛生委員会の設置義務はないため、50名未満であることが

資料から確認できれば〇
保留になりうる事項
● 50名以上の事業場で衛生委員会が月に1回以上開催されていなければ評価保留とする。

確認資料例
◇ 衛生委員会の運営規程・議事次第・議事概要
(直近3か月分)
◇ 事業場毎の労働者数がわかる資料

54

Ⅰ 評価項目の解説