令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (38 ページ)
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出典情報 | 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》 |
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医師の労働時間短縮に向けた労務管理体制の構築
(ストラクチャー)
/1.2 医師の勤務環境の適切な把握と管理に求められる労務管理体制
必須項目
25
勤務間インターバルの確保を実施できず、
代償休息の付与の対象となる医師及び時間数を
少なくとも月1回は把握する仕組みがある
ガイドライン
● 月に1回は管理者、労務管理責任者及び事務統括部署が医療機関全体の医師の勤務状況について、
把握すること。
【ガイドライン
(3)
⑥】
● 時間外・休日労働時間数の超過防止や休日の確保、代償休息の付与等における勤務変更に対応す
るため、月に2回、各診療部門の長又は勤務計画管理者が管理下にある医師の労働時間の状況に
ついて把握できること。
【ガイドライン
(3)
⑦】
評価基準
〇 or ×
評価の注意点
※ 必須項目の評価が×である場合は、評価保留となる。
評価のポイント
● 少なくとも月1回、代償休息の付与の対象となる医師及び労働時間を抽出したものを管理
者が把握するルールやマニュアル等及びその記録の資料が確認できれば〇
・ 評価にあたっては BC 水準適用医師、対象診療科の記録でも可。
・ 新規の評価は該当する仕組みがわかる資料が確認できれば〇
・ 更新時の評価では該当する記録まで確認できなければ×
保留になりうる事項
● 上記の資料が無い場合は評価保留とする。
確認資料例
◇ 医師に係る勤怠管理表、勤怠管理システムの記録(代償休息の付与の対象となる医師に係
るもので代償休息の時間数が記載されているサンプル3例)
◇ 勤怠管理の方法を示す資料
(マニュアル等)
参考資料
・ 資料編(3)
①勤務間インターバル・代償休息の規定例を参照
32
Ⅰ 評価項目の解説