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令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集) (71 ページ)

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出典情報 令和5年5月 医療機関の医師の労働時間短縮の取組の評価に関するガイドライン(解説集)(5/24)《日本医師会》
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2.1.1

53

医師の適切な勤務計画の作成

勤務間インターバルの確保が実施できるような
勤務計画が作成されている

ガイドライン
● 追加的健康確保措置の「勤務間インターバル」や「代償休息」についても加味した上で、勤務計画

を作成すること。
【ガイドライン
(2)
②】
● 勤務計画は対象月の前月末までに完成しており、以下のチェック基準を網羅する勤務計画のダブ

ルチェック実施体制をとることを推奨する。
【ガイドライン
(2)
④】
・ 時間外・休日労働時間数

・ 宿日直の時間

・ 法定休日の確保

・ 勤務間インターバルの確保

・ 副業・兼業先の勤務時間

・ 代償休息の付与

評価基準

〇 or ×
評価の注意点

※ 新規のB水準、連携B水準及びC水準の指定に向けた評価の場合に限り、それぞれを満たすよ
うな勤務計画を作成する体制が整備されていれば〇とする。

評価のポイント
● 勤務間インターバルが始業から24時間以内に9時間以上
(宿日直許可のない当直明けの場合、

C-1水準の臨床研修医以外は始業から46時間以内に18時間以上、C-1水準の臨床研修医は
48時間以内に24時間以上)
確保できる勤務計画であることが確認できれば〇
・ 勤務間インターバルが確保できない勤務計画は×
・ 評価は診療に従事する医師全体を対象とすること。
確認資料例
◇ 医師に係る勤務計画
(シフト表)
(直近3か月分)

Ⅰ 評価項目の解説

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