資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (125 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
る。
(3)治療と仕
(3)治療と仕
事の両立支援を
事の両立支援を
推進するための
推進するための
人材の育成
人材の育成
(3)治療と仕事の両立支援を推進するための人材の育成
・両立支援コーディネーター基礎研修は期間中新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたが、
令和2年度からは集合形式からオンライン形式に急遽変更して実施、令和元年度~令和5年度
までに20,789人を養成した。また、研修の質を担保するため、令和3年度から受講者自身が理解
を深められるよう「確認テスト」を新設するなどアップデートを行いながら実施したところ、受
講者へのアンケート結果において、令和元年度の理解度80.1%、有用度80.4%と比して、令和5
年度は理解度97.3%、有用度96.8%と大幅に上昇している。さらに、事例検討会を開催するな
ど、コーディネーターのスキルアップや地域のネットワーク構築にも取り組んだ。
【令和元年度】
・
働き方改革実行計画に基づき全国の病院や職場で両立支援が可能となることを目指し、両立支
援コーディネーター養成のための基礎研修を、合計29回(前年度比14回増)開催し、1,813人
(前年度比113人増)に受講修了証を交付した(うち91.0%は当機構以外の方)。開催地は、平
成30年3月の厚生労働省労働基準局安全衛生部長通達の「各都道府県での実施」を踏まえ、令和
元年度は26都道府県(前年度比16道県増)にて開催した。受講者は医療機関関係者、企業関係者
等様々な職種に対して幅広く養成した。受講者へアンケートを行った結果、理解度(研修内容が
理解できたか)は80.1%、有用度(研修内容が今後の業務に役に立つか)は80.4%であった。な
お、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、受講予定者のキャンセル(福岡:25人)や、
令和2年2月に開催を予定していた2会場(東京:100人予定、大阪:70人予定)は中止と、当
初の予定どおり開催できていれば、令和元年度単年度だけで2,000人以上のコーディネーター養
成が見込まれた。
・
事例の共有化を図り、更なるコーディネートの能力向上を図るため、基礎研修を修了し医療機
関で業務に従事する方を対象として、応用研修を2回開催し、合わせて98人が受講した。受講者
へアンケートを行った結果、理解度(研修内容が理解できたか)は97.7%、有用度(研修内容が
今後の業務に役に立つか)は96.6%であった。
・ 基礎研修及び応用研修のアンケート結果については、研修の質を担保するため研修講師に情報
提供した。
治療と仕事の
治療と仕事の
・全国の病院や
【令和2年度】
両立を推進する
両立を推進する
職場で両立支援
・
にあたり、両立
にあたり、働き
が可能となるこ
の影響を受け、当初計画していた集合形式での研修(全29回、3,140人養成)を、短期間で早急
支援コーディネ
方改革実行計画
とを目指し、両
にオンデマンド配信とライブ配信とを組み合わせたオンライン形式に変更し、9月から研修を開
ーターには、医
において、主治
立支援コーディ
始した。合計7回開催し、3,402人(前年度比1,589人増、1.88倍)に修了証書を交付した(うち
療や心理学、労
医、会社・産業医
ネーター養成の
95.6%は当機構以外の方)。基礎研修をオンライン形式に変更し、一度に500人規模の研修を行
働関係法令や労
と、患者に寄り
ための基礎研修
うことが可能となったことにより、前年度の約2倍の両立支援コーディネーターを養成すること
務管理に関する
添う両立支援コ
をオンライン形
ができた。受講者は医療機関関係者、企業関係者等幅広く、全都道府県に両立支援コーディネー
知識等を身に付
ーディネーター
式で実施してい
ターを養成した。
け、患者、主治
によるトライア
るか。
医、会社等のコ
ングル型のサポ
・両立支援コー
前年度比15.2ポイント増)、有用度(研修内容が今後の業務に役に立つか)は95.6%(対前年度
ミュニケーショ
ート体制を構築
ディネーターの
比16.1ポイント増)であった。受講者が自宅や勤務先で受講することが可能となったこと、全て
ンのハブとして
することとされ
能力向上や地域
の講義をライブ配信で行うのではなく一部をオンデマンド配信としたことにより、受講者が自ら
機能することが
ており、特に両
のネットワーク
のペースで視聴することが可能となったこと等が、理解度及び有用度の向上につながった。基礎
・
両立支援コーディネーター養成のための基礎研修は、令和2年度は新型コロナウイルス感染症
基礎研修受講者へアンケートを行った結果、理解度(研修内容が理解できたか)は96.2%(対
- 123 -