た。このことはワイヤロープを長期間使用していながら破断部について適切な点検がなされていな
かったことを意味する。ワイヤロープはシーブを通過する回数の多いところほど劣化する。したが
って同種の災害を防止するには検査するクレーンにおいてワイヤロープのどの部分が最もシーブを
通過するかを把握しワイヤロープを点検する際にはその部分を重点的に点検することの必要性があ
ることを報告。
評価に当たっ

なお、災害調

・災害調査報告、

ては、災害調査

査報告、鑑定結

鑑定結果報告に

報告及び鑑定結

果報告について

ついては、依頼

果報告につい

は、依頼元への

元へのアンケー

て、厚生労働省

アンケート調査

ト調査等を実施

等依頼元へのア

等を実施し、下

し、平均点 2.0 点

ンケート調査等

記の基準によ

以上の評価を得

を実施し、下記

り、平均点 2.0 点

ているか。

の基準により、

以上の評価を得

平均点 2.0 点以

る（３点（大変役

上の評価を得る

に立った）、２点

こと（３点（大変

（役に立った）、

役に立った）
、２

１点（あまり役

点（役に立っ

に立たなかっ

た）、１点（あま

た）、０点（役に

り役に立たなか

立 た な か っ

った）、０点（役

た））。

災害調査報告、鑑定等の結果を下記のとおり報告し、それぞれの調査の依頼元を対象にアンケート調
査を実施した。アンケート回答の平均点はすべての年度で目標を大きく上回る評価を得た。
厚生労働省等依頼元からは、
「行政だけの調査では限界があり、科学的見解や根拠が得られた」、
「再発
防止の指導、法令違反の検討に活かすことができた」等の回答を得た。
なお、災害調査実施後、一定の期間が経過し公表が可能となった調査内容については、同種災害の防止
に関する視点から、企業の秘密や個人情報の保護に留意しつつ、安衛研のホームページで公表している。
【令和元年度】 23件報告うち、アンケート回答数 22件、平均点 2.73点
【令和２年度】 29件報告うち、アンケート回答数 29件、平均点 2.83点
【令和３年度】 ９件報告うち、アンケート回答数 ９件、平均点 2.89点
【令和４年度】 19件報告うち、アンケート回答数 13件、平均点 2.62点
【令和５年度】 14件報告うち、アンケート回答数 14件、平均点 2.93点

に立たなかっ
た））。
【目標設定の考
え方】
類似する調査
等に係る実績を
踏まえ設定し
た。

４．その他参考情報
特になし

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