資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (18 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》 |
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活支援策に関す
の防止等に関す
る研究、化学物
る研究、脊髄損
質による健康障
傷等の予防及び
害の予防及びば
生活支援策に関
く露評価に関す
する研究、化学
る研究等、労働
物質による健康
災害の減少及び
障害の予防及び
被災労働者の社
ばく露評価に関
会復帰の促進に
する研究等、連
結びつくものを
携による相乗効
設定する。
果が期待される
ものについて設
定すること。
事案を契機とし、厚生労働省の政策担当部門との意見交換を踏まえ、研究テーマを設定し、ポリマ
ー取扱労働者に対する臨床研究と、実験動物に対する吸入試験等による、肺組織の病理組織学的
解析等を行うことを目的として研究を開始した。
【令和元年度】
・ 本研究への協力企業に所属するポリマー取扱労働者への胸部CT撮影等を実施するとともに、作
業者のばく露状況等の調査を行った。結果、作業者の一部において特徴的な肺障害が存在するこ
とが確認された。
・全身吸入ばく露システムを用いた動物実験、及びその進捗を補完する気管内投与実験と培養細
胞実験を実施した。
【令和2年度】
・前年度に所見が確認されたポリマー取扱労働者に対して胸部CT撮影等を実施(経過観察含む)
し、その結果を元に報告書や学術論文の作成を進めた。
【研究成果】
・
「架橋型アクリル酸系水溶性高分子化合物の吸入性粉じんの製造事業場で発生した肺障害の業務
上外に関する検討会」の検討に当たり、労働者等に対する健康管理の実施や呼吸器疾患の発生状
況の把握と報告の必要性の裏付けとなる本疾患の医学的所見の経過報告や病理組織学的解析結果
を提供し、行政検討会報告書とりまとめに貢献した。
・学術論文として、「架橋型アクリル酸系水溶性高分子化合物の気管内投与による肺毒性:ラッ
ト・マウス間の比較」
(病態のラット・マウス間での種差を検討することを目的とし、アクリル酸
系ポリマー2種の気管内投与による毒性影響とその経過について精査し、肺に対して強い炎症お
よび細胞障害性を惹起するが、時間経過とともに軽快するが、炎症が引き金となって肺胞壁の肥
厚(線維化)へと向かうものと推定されること、ラットの方が強い炎症が惹起されることが判明し
た。)を粉体毒性を取り扱う学術雑誌のなかでも影響度や引用頻度の指標の高いParticleand
Fibre Toxicology誌(インパクトファクター2021最新: 9.112点)に投稿し、掲載された。
・研究成果から、ポリマーを中心とした有機粉じんの毒性評価のための包括的な基盤構築が喫緊
の課題であることから、令和4年度から新たに下記エ、オの研究を開始した。
イ 「ベリリウム化合物の取扱作業者等のばく露防止及び健康管理に関する研究」
(令和2年度~令
和5年度)
特殊健康診断項目の見直しの必要性や健康管理手帳の交付要件の見直し等の必要性(慢性ベリ
リウム症診断の見直しを含む。)から研究を開始した。
【令和2年度】
・ベリリウム感作の判定基準の確立を目指すべく、研究参加に同意した慢性ベリリウム症、類似疾
患の患者やベリリウム非取扱者(上記を総称して「研究参加者」という。)に対して検査を行い、
それぞれの結果を比較検討した。
【令和3年度】
・ベリリウムを取り扱っている複数の事業所に対して研究内容について、WEB会議システムを活用
した説明会を実施した。
【令和4年度】
・ベリリウムを取り扱っている事業所(2社)への現場訪問及び模擬試験を実施した。
・低線量CTの条件検討を行い、研究参加者に臨床検査を実施した。
【令和5年度】
・令和5年度にはベリリウムを扱う企業2社 (F社、H社)について現場調査を実施した。
・現場調査を実施した事業者を含め合計6社、作業者合計17名にアラマブルー法によるリンパ球
幼若化試験を実施した。
・サルコイドーシス症と慢性ベリリウム症の鑑別研究について、令和5年度はサルコイドーシス
症39名について、リンパ球幼若化試験を実施した。
ウ 「高純度結晶性シリカにばく露して発症した呼吸器疾病に関する労働衛生学的研究」
(令和2年
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