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資料3-2   中期目標期間実績評価書(案) (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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とした。

互チェック、医

見直し件数

1,310 件

1,186 件

999 件

1,204 件

1,084 件

療安全に関する

パス見直し率

25.7%

23.8%

18.6%

22.2%

20.3%

研修、医療安全
(イ)各労災病院の医療の質の評価
機構本部において「医療の質の評価等に関する検討委員会」を毎年度開催し、労災病院の医療
の質の評価・向上を目的として策定した「労働者健康安全機構臨床評価指標」に係る算出定義の
見直し及びホームページで公表する指標の内容等について検討を行い、新指標の策定及び一部
指標に係る算出定義の見直し等について承認した。
【当該指標から評価できる医療の質向上事例】
「大腿骨近位骨折患者における早期リハビリテーション開始率」
大腿骨近位部骨折の入院患者のうち、入院日から4日以内にリハビリテーションが実施され
た患者の割合
R1 年度 89.3% ⇒ R2 年度 94.5% ⇒ R3 年度 94.4% ⇒ R4 年度 94.1%⇒ R5.4-12
95.2%
大腿骨近位部骨折患者に対する急性期リハビリテーションの実施は、廃用症候群や合併症の
予防・改善に特に効果が認められている。労災病院全体では9割以上の患者に早期リハビリテ
ーションを実施しており、大腿骨近位部骨折患者の早期社会復帰に積極的に取り組んでいると
評価できる。

推進週間等を継
続して実施する
とともに、患者
の医療安全への
積極的な参加を
推進し、医療安
全の充実を図
る。

(ウ)「医療の質向上のための体制整備事業」への協力
公益財団法人日本医療機能評価機構が厚生労働省から受託している標記事業に令和元年度か
ら協力しており、臨床評価指標に係る定義の標準化、当該指標を活用した医療の質改善支援等に
ついての検討を行う「医療の質向上のための協議会」
(令和元年度から 18 回開催)に担当理事が
委員として参加した。
【令和3年度】
標記事業の一環として、標準化指標の策定等を目的としたパイロット事業(世界的に指標の標
準化がなされている「糖尿病」、
「脳卒中」、
「人工股関節置換術(THA)」の3つが検討テーマ)が
実施され、
「糖尿病」については中部労災病院、
「人工股関節置換術(THA)」については横浜労災
病院が協力施設として参加し、1年間にわたって当該疾患の標準的指標に対するデータ抽出及び
検証を行った。
【令和4~5年度】
標記事業の一環として、医療の質指標を活用した質の可視化を実践するモデル事業「医療の質
可視化プロジェクト」が実施され、
「医療安全」
「感染管理」
「ケア(褥瘡ケア等)」に関連する代
表的な質指標について、労災病院 29 施設のデータ提供を行った。
・患者満足度調
査を実施し、患
者の意向を尊重
し、良質で適切
な医療の提供に
つなげている



患者満足度の確保
【令和元~5年度共通】
・ 全ての労災病院において、平成16年度から継続して患者満足度調査を実施している。
・ 入院患者については、調査期間(約1ヶ月間)に退院した患者から、外来患者については、調
査日(2週間程度の期間のうち病院任意の2日間)に通院した患者から、毎年度約8割程度の回
答を得た。
結果、満足度は、入院、外来及び入外合計のいずれにおいても目標を達成した。

か。


患者満足度

(単位:%)

年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

入院

92.3

92.5

92.2

92.3

92.3

外来

78.3

81.9

80.5

80.2

80.1

- 80 -