資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》 |
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1
標準操作手順書(SOP)
の改正
対応状況(8月 31 日付け厚労省への報告以降の進捗を含む。
)
逸脱行為の原因となった投与量指示シートや関係する標準操作手順書
(以下「SOP」という。)を洗い出したうえで、物理的に改ざんが困難とな
るよう必要な改正を行った。
※SOP の自主的な点検・見直しは継続して行っている。
2
自己点検の実施
バイオの職員、派遣職員及び研究試験業務に関与する協力会社の社員に
対して、同様の逸脱行為の有無について自己点検を実施した。
併せて安衛研に対しても自主的に自己点検を行った。自己点検の結果、
公表された事案以外に逸脱行為は確認されなかった。
※自己点検については、今後の状況を見極めて再度の実施を検討する。
3
研究者倫理研修の実施
当面の研究者倫理研修の方針を策定し、機構内全施設長宛て発出した
上、バイオ、安衛研、労災病院等に対しても研究者倫理研修を実施した。
※中長期的な研究倫理研修の方針(要領)について、令和4年 11 月に策
定。これに基づき毎年度継続して実施するとともに、新たに研究業務に従
事することとなった者に対して速やかに実施することとしている。
4
人的交流の促進
人的交流の一環として、機構内の複数施設が参加する協働研究にバイオ
の研究者を積極的に関与させることで、機構内部の各施設間の人的交流の
活発化を図った。また、学会などの機会を利用した施設間の交流を促し
た。
※バイオから安衛研などの他施設への人事異動等の拡充、外部組織との
交流の実施などについて、引き続き検討中。
5
厚生労働省との協議
厚生労働省が開催する協議の場に参加した。その後、実務レベルで化学
物質等の有害性調査事業の運営等について協議した。
※現段階の協議に基づき、令和4年4月にバイオに対して、化学物質等
の有害性調査の中長期運営の改正方針について説明した。引き続き、化学
物質等の有害性調査事業の運営等について協議する。
6
研究不正等の通報窓口
の実効性の確保
研究不正の通報窓口については、機構内の全施設に対して改めて周知し
た。
また、ハラスメント一般に関する通報窓口については、すでに施設内の
相談員の配置と、外部の相談窓口を設置しているが、改めて機構内の全施
設に対して周知徹底を図った。
※会議や研修等の場で、引き続き周知し、通報窓口の実効性が確保され
るよう努める。
また、長期吸
また、試験の
・長期吸入試験
入試験を実施で
迅速化・効率化
を実施できる国
きる国内唯一の
を図るための試
内唯一の研究施
【令和元~2年度】
研究施設とし
験法等を検討す
設として、試験
・試験の質を維持するため、試験責任者等の研修を定期的に実施した。
る。
の質を維持する
・遺伝子改変動物を用いた試験実施のための背景データを収集した。
維持するための
ための取組や試
【令和3~4年度】
取組や試験手法
験手法の的確な
・結晶質シリカ及び酸化インジウムスズ切削片のラット単回気管内投与肺を用いた分子生物学的解
て、試験の質を
○
試験の迅速化・効率化に向けた試験法等について検討した。
主な取組は以下のとおり。
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