資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》 |
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いる)、4点(や
か。
を実施していること、店舗・施設の具体的な安全対策が一定のリスク低減効果を有することが示さ
(やや優れてい
や優れている)、
れた。
る)、3点(概ね
3点(概ね妥当
【評価コメントの一例】
妥当である)、2
で あ る )、 2 点
・「設備」や「箱物」に目が向きがちな中で、人の動線や行動学に配慮している点を評価。
点(やや劣って
(やや劣ってい
・現場ですぐに活用できる有用性の高い研究である。好事例や成果物としての教育動画数が限ら
いる)、1点(劣
る)、1点(劣っ
っている))。
ている))。
れているため、量と質が今後充実することを期待する。
・研究者がトップダウン的に好事例を集めるだけではなく、現場からボトムアップで上がってく
るような仕掛けの構築が必要。
【研究成果】
調査結果を元にパンフレットを作成し、厚労省ホームぺージに掲載した。併せて、視聴覚教材を
作成し、安衛研の公式YouTubeに公開した。
○
プロジェクト研究「建築物の解体工事における躯体の不安定性に起因する労働災害防止に関す
る研究」
【研究概要】
建築物の解体工事において死亡災害の多い、墜落・転落および崩壊・倒壊に起因する災害の防
止について、①墜落・転落災害防止について、躯体が不安定な場合でも使用可能な新しい墜落防
止工法の安全性等について明らかにする。②崩壊・倒壊災害防止について、既存の外壁解体工法
について安全性を評価するとともに、安全な外壁の倒壊防止方法を検討する。
【得られた知見】
本墜落防止工法により、掛け替え作業と墜落距離を少なくすることを実現し、低所でも墜落防
止効果が期待できる。
転倒工法の安全な作業手順と、外壁の切削方法の留意事項を示し、切削時の外壁の転倒防止工
法を提案した。
【評価コメントの一例】
・安全帯に関する危険性と重要性とを指摘した研究で、胸ベルトや腿ベルトⅤ型の使用の重要性の
指摘、日本で流通しているベルトのグローバルとの比較など、現場の安全性に関する寄与は大き
い。
・外壁の転倒を防止するための具体的な提案を示したことは非常に大きな意味がある。
・テーマ設定も的を得ており、適切な二丁掛け等、定量的に示された良い成果も得られている。結
論に至る実験結果をわかりやすく示しており、普及させてほしい。
【研究成果】
墜落防止工法は、厚生労働省「建設業における墜落・転落防止対策の充実強化に関する実務者
会合」の報告書(令和4年10月)において、今後講ずべき対策として実施すべきであることが提
言された。
イ
中期目標期
イ
中期目標期
・プロジェクト
・
前年度に終了したプロジェクト研究、協働研究、行政要請研究の報告書を厚生労働省に提出
間中、プロジェ
間中、プロジェ
研究、協働研究
し、「政策効果が期待できる」かどうかの評価を受けた。その結果、2以上(1:非常に政策効果
クト研究、協働
クト研究、協働
及び行政要請研
が期待できる又は2:政策効果が期待できる)の判定がすべての年度で100%であったことから、
研究及び行政要
研究及び行政要
究に係るの報告
目標の80%を上回った。その理由として、厚生労働省政策担当部門と研究内容のすり合わせ等のた
請研究の報告書
請研究の報告書
書総数の 80%以
めに意見交換を密に行うことで、政策効果に結び付く研究成果を上げることができた。アンケー
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