資料3-2 中期目標期間実績評価書(案) (24 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》 |
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とに見直しが行
われることにな
っており、令和 3
析、④医療従事者における精神障害・自殺事案の解析、⑤業種・職種別の過労死等の特徴と分析結果活
用に関する研究、⑥脳・心臓疾患の過労死等事案における脳・心臓疾患既往者の実態に関する研究、⑦
精神障害の労災認定事案におけるいじめ・暴力・ハラスメント、⑧トラック運送業における運行パター
ンの定量解析、⑨脳・心臓疾患の労災認定事案における拘束時間、勤務間インターバルの分析、⑩過労
死等による労災保険給付と疾病に関する評価。
年度に大綱の改
定がなされた場
合は、その内容
に沿って取り組
んでいるか。
本調査研究に当
たっては、個人
情報の保護等に
十分留意すると
ともに、厚生労
働省の担当部局
と研究の進捗状
況等について、
連絡を密に行
い、研究成果が
行政施策に反映
されるよう努め
ているか。
② 疫学研究
【令和元年度】
・過労死等の防止のための対策に関する大綱(平成27年7月24日閣議決定)で過労死等が多く発生して
いると指摘されている職種・業種のうち、自動車運転従事者と看護師に対する現場介入調査のため、日
本看護協会と全日本トラック協会の協力を得て、交代制看護師とトラック運転手を対象とした現場調査
研究を引き続き進めた。大手鉄鋼メーカーを対象に現場介入研究に向けた予備調査を行う準備をしてい
る。
【令和2年度】
・現場介入研究を実施した。
・どのような要因が過労死等のリスク要因として影響が強いのかを調査することを目的に、大手企業を
対象とした延べ9企業(約15万人)が参加し、長期間(5~10年)にわたる勤怠記録、ストレスチェッ
ク結果及び健康診断等データの収集・分析を進めている。
【令和3年度】
・前年度に引き続き現場調査研究とデータの収集・分析を行った。
【令和4年度】
・現場調査研究として、看護師と高齢者介護労働者の調査を実施し、トラックドライバーの介入調査に
向けて、事業場とヒアリングを実施した。
【令和5年度】
・コホート研究について、労働時間以外の労働条件として職場のストレス要因に着目し、健診やストレ
スチェック結果との前向き関連を検討している。
・現場介入研究について、既存データの論文化、トラックドライバーへの介入調査実施している。
③ 実験研究
【令和元年度】
・長時間労働による脳・心臓疾患発症のメカニズム解明のため、労働者の循環器負担及び心肺持久力に
関する実験を行い、データ収集を行った。
【令和2年度】
・前年度に引き続きデータ収集と解析を行った。
【令和3年度】
・前年度に引き続きデータ収集と解析を行うとともに、循環器負担に関する研究では、次年度から実施
するドライブシミュレーターを用いた実験の準備を行った。
【令和4年度】
・心肺持久力に関する実験では簡易評価指標開発のための実験並びに横断・縦断調査を実施した。過重
労働による循環器負担に関する研究では、引き続きドライブシミュレーターを用いた実験の準備を行っ
た。
【令和5年度】
・過重労働による循環器負担に関する研究では、ドライブシミュレーターを用いた実験の準備を行っ
た。
④ 対策実装研究(令和3年度~)
【令和3年度】
・過労死等防止対策の実装に向けて、タスクフォースを結成し、課題の洗い出しや重点業職種の経営者・
作業者へのヒアリングによる情報収集を行った。
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