よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (110 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(4)

利用者向けアンケート調査結果

利用者の状況変化について、意欲の指標(Vitality index)の合計点を比較すると、活動的な傾向とみ
られる「8点~10点」の利用者の割合が事前14%、事後①と事後②が12%と横ばいとなる傾向がみ
られた。また利用者の QOL の変化を比較すると、
「いつも」
「ほとんどいつも」の項目が大きく変わらない
傾向がみられた。
図表 VII-19 Vitality
Index 得点区分別集計
VI得点区分別集計
0%

10%

20%

30%

事前

40%

50%

60%

55%

事後①

70%

90%

31%

57%

事後②

80%

14%

31%

61%

12%

27%

0点~3点

4点~7点

100%

12%

8点~10点

事前・事後①・事後②n=51
※n数は利用者数。
※ Vitality index とは、鳥羽ら(2002)によって開発された、高齢者の日常生活動作「起床」
「意志疎通」
「食事」
「排
泄」
「活動」の 5 項目から高齢者における日常生活動作に関連した「意欲」を客観的に評価する指標。5 項目それぞれに0
~2 点で回答し、それぞれ 2 点が最もよい状態を示す。10 点満点。

落ち着いた、リラッ
日常生活の中に、
興味のあることが ぐっすりと休め、気 意欲的で、活動的 クスした気分で過 明るく、楽しい気分
ごした
たくさんあった 持ちよく目覚めた
で過ごした
に過ごした

図表 VII-20
事前

4%

事後① 2%
事後②

6%

35%

8%

4%
8%

13%

8%

14%

事後②

8%

8%

事後①

4%

事前 0% 4%

事後②

16%

29%

4%

8%

0%

2%

20%
35%

40%

6%

12%

6%

12%

29%

39%

半分以上の期間を

6%

23%

31%

20%

ほとんどいつも

2%

22%

23%
24%

20%

いつも

37%
32%

28%

15%

12%

31%

37%

10%

4%

4%

12%

29%

25%

18%

事後① 2% 4%

24%

22%

28%

8%

8%
2%

25%

49%

4%

事後②

41%

6%

16%

22%

19%

9%

18%

25%

43%

12%

8%

22%

42%

21%

8%

17%
18%

24%

12%

事前 2% 4%

事前 2%

22%

25%

事前

事後②

29%

33%

10%

事後①

事後① 2%

QOL の変化

27%
60%

半分以下の期間を

80%

ほんのたまに

100%

まったくない

事前・事後①・事後②n=51
※n数は利用者数。
※QOL とは、WHO-5 精神的健康状態表をもとに、
「明るく、楽しい気分で過ごした」
「落ち着いた、リラックスした気分で
過ごした」
「意欲的で、活動的に過ごした」
「ぐっすりと休め、気持ちよく目覚めた」
「日常生活の中に、興味のあることが
たくさんあった」の 5 項目から評価する指標。5 項目それぞれに0~5 点で回答し、それぞれ 5 点が最もよい状態を示す。
25 点満点。

106