よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (203 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

内容

詳細


現場にて随時、必要な業務や介護助手に依頼したい業務について相談し、介護助手本
人の状況も踏まえ、依頼可能な業務内容を判断している。

勤務いただく



介護現場での経験のある方を採用した際は1週間も経たずに業務を覚えてもらえた。



スケジュールに合わせて作成しているマニュアルに沿って現場で育成している。



障害のある介護助手に対しては、認知症利用者への対応が難しいこともあるため状況

までに実施し

に応じて適宜フォローしている。

た内容【日常的



生活相談員の方から、困りごとがないか日常的に介護助手に声掛けをしている。

に対応してい



質問や困ったことがあれば介護助手から聞きやすい雰囲気になるよう意識している。

る内容】



感謝の気持ちは都度お伝えしている。



介護助手からの方から声をかけてくれる方もおり、介護助手によって対応は異なる。



介護助手から現場の状況を踏まえ、普段の業務以外にも必要な業務を見つけ、追加で
対応しても良いか相談されることも多い。



入職後 3 か月毎に振り返りの面談・アンケートを実施し困り事がないか確認してい
る。



悩みがあれば聞くようにしている。勤務している介護助手が若い方のため、介護資格
の取得についても相談をしている。

勤務上の課題



【介護職員】

介護助手に勤務いただいた結果時間ができた分必ずしも直接介護に回せているわけ
ではない。職員同士でおしゃべりしてしまうこともある。時間を有効に使えるよう工
夫したい。



介護助手が休みの日は、介護職員が代わりに全ての業務に対応する必要があるため、
介護職員の業務負担が増える。



介護助手が、想定以上に仕事ができない場合、当該介護助手に対して不満をもち、き
つく当たってしまう職員もいる。職員・介護助手両方へのフォローが必要である。



介護助手も一生懸命やってくれているが、もっとやってもらいたいと感じている職員
もおり、職員と介護助手の関係が悪化することがある。



職員によって介護助手への指導内容が異なり介護助手が戸惑っていることがある。職
員の介護助手への指導内容を統一する必要性を感じている。



従来介護職員が担当していた業務をどこまで介護助手に担っていただくのか、業務分
担が難しい。



介護助手に早朝から勤務していただきたいという希望が職員からでている。



ユニット毎に介護助手を配置しているため、ユニット内で介護職員と仲良くなりすぎ
てしまい、円滑な業務に支障をきたすことがあった。



未経験の介護職員が入職する際に介護業務に集中できるため介護業務のスキルが向
上する反面、周辺業務を覚える機会がなくなってしまう。介護助手の急な欠勤時に周
辺業務に対応できる職員が少なくなっている。

勤務上の課題
【利用者】



トイレ誘導の依頼等を利用者が介護助手に声をかけてしまうことが多い。その場合は
介護職員に声をかけるよう介護助手に依頼している。

199