【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (139 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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通常(現在)の内容
(工夫・変更前)
介護ロボット導入後の内容
(工夫・変更後)
工夫・変更の目的、目指すところ
• 言葉では伝えられないが、尿
• DFree を使用することで、
排せつ
• タイミングに合わせたトイレ誘
意はあると思われる。行動に
より気づける職員とそうでな
のタイミングに気づきトイレ誘
導できる。排泄を我慢するスト
導ができる。トイレに行きたい
と思っている時は1人介助でも
い職員がいる。定時のトイレ
レスを軽減したい。
立位が取れる。(通常は2人介
誘導を実施しているが、尿意
助)排尿を我慢するストレスが
は固く、タイミングが合わな
いと排尿できず、空振りの時
• トイレへの空振り誘導が減る。
軽減する。
もある。またパッド内への排
尿はほとんど見られず、我慢
しているようにも見える。
• 排泄間隔が長すぎる入居者に
• 尿がたまった時点でトイレ誘導
•
対し、職員が時間を見てトイ
レ誘導を行っているが、10 分
を行えば、長く座っていなくて
も排尿できるのではないかと思
•
トイレに座っていても全く排
われる。職員が付き添う時間も
尿されない。何回も立ち上が
少なくなるので違う介助に時間
ったりするため転倒リスクも
を使える。また、本人の尿のた
あり、トイレに座っている時
間は常に一人付き添わないと
まり方も見られるため、わかり
やすい。
本人に合ったトイレ誘導が出
来る。
濃縮尿にならず、本人の体に負
担が無くなる。
•
職員の付き添い時間の短縮に
より生産性向上が見込まれる。
いけない。
C8 施設
• 自分からの訴えがあまりない
• 尿がたまった時点でトイレ誘導
•
入居者の自尊心を守れる。
ため、定時のトイレ誘導だと
を行えれば尿 失禁が防 げる た
•
パッドの節約になる。
漏れがあり、尿失禁による行
め、入居者の自尊心も保たれる。 •
また、失禁による更衣やシーツ
交換などが減り生産性向上につ
為が頻発している。
更衣等の時間を違うことに使
え、生産性向上につながってい
く。
ながる。
• 本人の希望がありトイレ誘導
するころにはすでに出てしま
• たまった頃がわかればそれに合
わせて声掛けが出来るので汚染
っており、トイレでの排泄が
が減らせる。プライドが高い方
出来なくなってきている。し
なので、自尊心も保てると思わ
かし排尿の間隔がせまいの
か、次のトイレ誘導時にはパ
れる。出てしまう前にトイレに
座ればトイレでの排泄が可能に
ンツやズボンが尿汚染してし
なり気持ちよく過ごせる。
•
入居者のプライドを保つ。
•
尿汚染なく気持ちよく過ごせ
る。
•
汚染のための更衣時間を減ら
せる。
まう。トイレでの排泄がうま
くいかない。
C9 施設
• 数カ月前まではトイレ誘導時
• DFree を導入することで尿のた
• パッド内での 失禁回数 を減 ら
排尿あったが、最近はトイレ
での排尿がなく、パッド交換
まり具合と排尿のタイミングを
個別に把握し、トイレ誘導を行
し、トイレでの排尿ができる。
パッド交換や失禁を減らすこと
になっている。排尿の訴えな
う。
で衣服交換の 業務時間 を減 ら
く定時の誘導のため排尿のタ
す。パッドやおむつの経費が削
イミングがわからない。また
失禁のため衣服交換時介護抵
減できる。
抗があり時間がかかる。
• 本人より尿意の訴えあり、日
中は二人介助でポータブルト
• DFree を導入し、
排泄時しっかり
排尿できているかどうか確認す
• 尿意訴え時にしっかり排尿がで
きる。残尿感ありコールがあっ
イレ使用し、夜間はベッド上
る。排尿できない場合は排泄方
ても、尿のたまり具合が可視化
で端座位になりおむつ内に排
法や水分量や運動、医療ケアな
でき、利用者の訴えに共感がで
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