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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (141 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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(3)

タイムスタディ調査結果

調査対象となった施設のフロアまたはユニット全体で、排泄支援機器の導入前後(事前、事後①、事後
②)での職員の業務時間の変化を昼夜に分けて比較した。
昼において、排泄支援で事前よりも事後①②の方が 3~4 分減少し、直接介護(排泄支援以外)
、巡視・
移動及び間接業務(巡視・移動以外)の合計は事前から事後②になるにつれて 22 分程度増加した。
一方、夜について、排泄支援で事前よりも事後①②の方が 5~7 分増加し、直接介護(排泄支援以外)

巡視・移動及び間接業務(巡視・移動以外)の合計は事前から事後②になるにつれて 48 分程度増加した。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響(事後①や事後②に感染拡大の影響を受けた施設が多い)に
より、全体の業務時間が増加している傾向にある。
また、機器を装着していた時間については、介護老人福祉施設の 1 名を除き、ほとんどが昼の使用(一
部利用者は夜に換算される 6~7 時台や 20~24 時を含めての昼の使用)だったため、夜の排泄時間の変
化はほとんどなかったと考えられる。
図表 VII-43 職員タイムスタディ調査の結果(全体)
(分)

事前 n=122、事後①n=112、事後②n=99
※n数は調査対象となった職員数。5 日間の自記式による職員業務量調査(タイムスタディ)を実施。
※グラフ上の数は、調査結果の和から 8 時間(480 分)換算した値。

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