よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (114 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

通常(現在)の内容
(工夫・変更前)

施設

介護ロボット導入後の内容
(工夫・変更後)

位・立位がとれないので介助

で車椅子の移動などをしながら

者が二人そろったうえで移乗
介助している。人数の確保が

も、少ない人数で移乗ができる。

工夫・変更の目的、目指すところ
できる。

• 1人は必ずホールの見守りやコ

必要。職員の人数が二人しか

ミュニケーションを行う。

いない時間帯では移乗中はホ
ールにいる他の入居者の見守
りが出来ない。
• 左手拘縮、膝関節拘縮があり、 • 使用場所、保管場所の共有(器具 • 臥床した状態で移乗できるため
床走行式リフトで移乗してい
るが、セッティングに少し時
間がかかる為多忙な時に一人

を置くためベットの位置の変更
等)

• 事故防止委員会と連携し、アドバ • 移乗支援機器を使用するスキル

で抱え上げをしてしまう時が
ある。

利用者の不安や身体の負担が軽
減できる。

イスや意見交換をする。

で身につけることにより、無理な
移乗介助を防止、統一したサービ

• 移乗支援機器を使用するときは

• 機械操作時、利用者が触った

スが提供できる。

周りの状況を判断してから行う。

り、リフトのアームが当たら
ないか注意が必要である。
• 左上下肢麻痺にて左上肢屈曲

• 1名の介助者でのトランスファ • 本人負担やリスクの軽減、職員1

拘縮がある。また右大腿骨骨

ーが出来る。

名での介助が可能になる。

折の既往があり、伸ばした状
態で拘縮しており、膝を曲げ

B2 施設

ることが出来ない状態である
為床走行式リフトでは下肢へ
の負担、痛みが伴ってしまう。
現状、トランスファーはフレ
ックスボード使用で2名の介
助者を要している。
• 下肢筋力の低下、筋緊張にて

• 緊張無く安全、安心なトランスフ •

震えもあり、また、上肢にて職

ァーが出来る。

臥床した状態で移乗できるため
利用者の不安や身体の負担が軽

員に掴まる事も力弱く困難で

減できる。


あるため立位でのトランスフ
ァーは困難である。

移乗支援機器を使用するスキル
で身につけることにより、無理
な移乗介助を防止、統一したサ
ービスが提供できる。

• 2 人介助でシーツ平行移動を

• 1 人介助で移乗を行う。



1 人介助で移乗を行う。

行っている。対象の利用者が



シーツ平行移乗の利用者を 1

移乗するときは 2 人揃わない
とできず、利用者や職員の待



人で介助することが出来る。

機時間が発生している。

る。


もう一人の職員は他の業務に
当たることが出来る。



既に導入しているインカムを

B3 施設


口腔ケア・排泄ケア・移乗ケ
アを同時刻に行っている。



利用者や職員の待機時間が減



移乗(SASUKE)担当を作り、食

1 人の職員が複数の業務を行

後の臥床、排泄後の離床を担当
者一人で回る。前後ではインカ

っている。
(口腔ケア・排泄ケ

ムで他職員と連絡を取りなが

ア・移乗ケア・フロア見守り

ら行う。

など)

110

活用し、連絡を取り合うことで
業務効率を上げる。


SASUKE 担当+その他の職員と
なり、業務分担ができる。