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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (259 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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内容
介護の質向上

詳細


(利用者対応)

施設としてアクティビティの選択肢を複数用意し、利用者が選択して実施していた
が、利用者個人が望むアクティビティを検討・実施する余裕ができた。



特定の時間帯を利用者 QOL 向上の取組実施時間帯とし、職員や利用者からのリクエス
トに沿った取組を実施(棟内 BGM 変更、加湿器洗浄等)した。



利用者のアクティビティの選択肢を 1 種から 4 種に増やした。介護士の持つ資格を活
用した新規アクティビティが人気となった。



1 日4名、1 時間から 2 時間程度フリーな時間を設け、利用者との会話等に活用した。



温暖な時期に散歩へ出かけるための時間に活用した。



入居者の爪切り、髭剃り等の整容に時間をかけることができた。



アクティビティ参加率向上のための広報やアクティビティ関連装飾等、細かい部分で
の質向上の取組を行えた。



ケアプランの見直しに合わせて利用者へのヒアリングを行うことで介助のヒントや
会話のきっかけづくりになった。

介護の質向上



(施設全体の
取組)

Q ラインを活用して、モニタリング・アセスメントに係る打ち合わせを新たに実施で
きた。



他施設見学の時間を確保したことで移乗等の介護スキルの共有、他業種の業務理解等
に繋がった。

人材育成



スタッフのスキルアップ研修の時間を確保できた。



新規採用者について、入社直後に Q ラインで間接介護業務の OJT を行った後に直接介
護に携わるスキームとした。これにより新規採用者が段階的にスキルを習得できるよ
うになった。

介護従事者の



やりがい創出

余裕時間を利用して介護従事者がケアの問題解決に主体的に参加できるきっかけと
なり、介護従事者のやりがいに繋がった。

職員業務の緩



介護従事者が急病等で突然休んだ場合も他のメンバー間で調整しやすくなった。





残業時間を使って対応していた業務を余裕時間を用いて完了できるようになった。

複数機器による相乗効果として主に以下の意見があった。
内容
既存機器との

詳細


相乗効果

日誌と LINEWORKS を連携し、日誌での付箋や申し送りを廃止して情報を LINEWORKS に
集約した。朝の申し送りに使っていた時間を業務に充てられるため業務の効率化につ
ながった。



各介護従事者の情報閲覧状況を確認できるため、管理者視点でも情報共有状況を把握
しやすい。

新規導入機器
同士の相乗効



入浴支援機器と自動体重測定器(ベッド式)について、立ち座りができない利用者に
対して、どちらの機器も大きな立ち座りの動作なく使用できるため、同じタイミング

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