【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (271 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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絡手段
詳細
インカムで一度に全員に連絡を届けられるのは便利だった。1 対多で伝えることがで
き、連携に繋がったのではないかと思っている。業務の効率化には確実につながった
と思う。
コミュニケー
機器の使用エリアを特定する等を行い、安全な運用を持って活用ができた。機器が利
ション機器の
用者にぶつかるリスクは少なからずあるが、エリア特定等、運用上のルールを設ける
活用範囲
ことで、導入効果があったと感じる。
導入した機器はノンバーバルコミュニケーションで、認知症の方にはまるときははま
る印象。居室から出るようになった、コミュニケーションが増えたとの声があった。
テクノロジー
本機器は特に独居高齢者には向くのではと感じた。
今は施設にテクノロジー担当がいないが、今後のケア提供の在り方を考えると、組織
担当の重要性
として必要性も感じている。
オペレーションを変えて新たなテクノロジーを使おうと思う職員がいるかどうかで、
その効果や結果がかなり違ってくると思う。今まであまり評価されてなかったが、テ
クノロジーを使える職員が輝く場にもなっている。
ケアの質の向上につながった利用者の事例とその内容として主に以下の意見があった。
内容
詳細
睡眠の質の向
従前より良く眠られている利用者が増えていることを感じる。
上
今までは、起きている状態から読み取れる言動でしか確認ができなかったが、何時間
眠れているかデータで確認することができるようになった。
特にデータで示すことができることから、例えば医療機関への情報提供も参考情報と
して具体的になり、眠れない方には服薬の相談をする等、ケアの改善につながってい
ると感じる。
コミュニケー
機器に話しかけ和やかに過ごされていたりする入居者を見かけた。
ション機器に
職員の方が業務で対話等に応じられない時では、機器が対応することで入居者とのコ
よる対話の提
ミュニケーション時間を提供できた。
供
来訪される家族と、職員、入居者との間で共通話題になることがあった。
利用者の変化として主に以下の意見があった。
内容
夜間帯の睡眠
詳細
昼夜逆転している利用者は見られなくなった。
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