【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (23 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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担軽減や生産性向上を目的として、介護ロボットの特性を有効活用した介護・業務に係るオペレーション
の工夫・変更の検討を行った。
図表 VI-11 見守り機器導入に伴うオペレーションの工夫・変更の主な内容
通常のオペレーション・
見守り機器導入後の
オペレーション変更の
課題
オペレーション
目的、目指すところ
夜間、一度に複数のコールが鳴 複数のコール対応時、見守り機 見守り機器を使用することで、
りその対応中に排せつや転倒
器で訪室前にユニット全体の
巡回の優先順位を調整し、必要
があっても発生後に気付くこ
状況をあらかじめ確認してか
に応じた効果的な見守りを図
とがある。
ら対応する。
る
一度に複数のナースコールが 複数のナースコールが鳴った 優先度がわかることで、夜勤職
鳴ると、対応が難しい時があ
時に優先度を把握する。
る。
員の身体的・精神的負担の軽減
を図る。
訪室時に利用者の睡眠を妨げ 利用者の様子を見守り機器で 夜間の定時巡視で眠りを妨げ
てしまい、起こしてしまってい
確認して、定期巡視の回数を減
ることを減らし、利用者の安
る。
らす。
眠、睡眠の質の向上に繋げる。
夜勤者が不安により定期巡視 見守り機器の追加導入により 見守り機器での確認により夜
以外にも訪室する事がある。
不要な訪室をなくす。
勤者の不安を軽減する。
夜間の排泄支援の訴えができ 見守り機器で睡眠状況を把握 個々に応じたタイミングで排
ない利用者には定刻で声をか
し、
利用者の覚醒の状況に合わ
泄支援を行うことができるた
けて誘導を行うため、
その後の
せて巡視を行い、個々に応じた
め、その後の入眠がスムーズに
睡眠状態に影響を及ぼす可能
排泄支援を行う。
行えることが期待できる。
性がある。
訴えをされずに自力で排せつ 夜間の失禁や弄便の見られる 衣類や寝具に至るまでの汚染
し失敗されることや、
汚染され
利用者に見守機器を導入し、利
を無くして、利用者の快適性の
たおむつやパッドを自身で外
用者の覚醒や起床のタイミン
確保と職員の介護負担の軽減
してしまい衣類や寝具を汚し
グで訪室してトイレ介助や失
を行う。
ておられ、定時の排せつケアや
禁確認を行う。
起床時に気付いて対応に追わ
れている。
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