【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (157 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
通常(現在)の内容
(工夫・変更前)
介護ロボット導入後の内容
(工夫・変更後)
工夫・変更の目的、目指すところ
て、テキスト文を入力する場
フォンを使用し、個別の記録の
性を高めるために1行為1記録
合にはパソコンでキーボード
入力をしていた。
場合は、他の間接業務を行いな
がら音声入力をすることでス
を目指す。
マートフォンをポケットから
取り出して画面操作をする手
間やかかる時間を省く。
• 1勤務 8 時間の間にヘッドセ
• 1勤務の間に充電を必要とす
• ユニット内の他の介護スタッ
ットのバッテリーが切れてし
ることがなくなるため、充電す
フに対する連絡や情報共有に
まうため休憩時間に充電する
ことが求められていた。
る行為の時間を減らす。バッテ
リー切れで使用できなくなる
関して、時間コストの短縮を目
指す。
リスクを減少させる。
• フロア職員1名体制の中、入
• インカム機能を使用することで、 • 必要な情報発信や依頼、申し送
浴時の送迎や申し送りで職員
入居者の誘導(所在確認)や職員
りをその場で行う事で、職員の
を探す時間、医療処置の為の
の居場所確認や申し送り等行う
動線・時間のロスを省き、入居者
看護師を呼ぶ時間が多く、入
居者を待たせてしまうこと
ことが出来、時間のロスや、職員
を大声で探す必要もなく業務を
を待たせることなく対応でき
る。大きな声で職員を探す必要
や、フロア職員1名の為その
行うことが出来る。(情報の送り
なく、他者への配慮ができる。時
時間他の入居者の見守りが出
手に対して、受け手は必ず返答を
間がないのに見つけられないと
来ないことでの不安が多い。
するよう指示)。手が離せない時
は、どれだけ待つ必要があるかル
いうストレスを軽減できる。
ールを作る。
• 記録業務を記憶で行うことが
多く、思い出す時間ロスや入
• 音声による記録システムを用い • 正確な記録をすることと、パソ
て、その場の正確な記録をとるこ
コンに向かっての記録時間を短
居者への関わる時間が少な
とができる。(入居者の前で話す
縮することで、入居者との関わ
い。また、残業時間が多い。
のではなく、離れた時や移動時等
る時間が増えることを目指す。
に音声による記録をするよう指
示)
記録時間を短縮したことで、そ
の時間で記録以外の業務を行い
D4 施設
残業時間を減らすことを目指
す。
• 日中、夜間ともに職員一人で
• インカム機能を使用することで、 • 急変時の対応、事故対応時に応
いる時間が多い。急変や事故
急変や事故発生時の応援要請が
援が必要な場合、その場を離れ
発生時の対応についてはスマ
ートフォンを使用し応援要請
速やかにできるとともに、状況を
他職員に知らせ共有することで
ることなく速やかに応援依頼や
情報伝達、共有が行える。スムー
している。その為職員の焦り
応援体制を作ることができる。
ズに体制がとれ、応援を依頼す
や誰を呼ぶべきか等混乱する
(情報送り手に対して、受け手は
ることが出来ることで職員の精
ことと、その場から離れるこ
必ず返答をするように指示)。自
神的負担の軽減を図る。全体共
とでの対応が遅れることがあ
る。4フロアあるため全体へ
身に不必要な情報もあるため、誰
宛の連絡かを明確にする。
有がスムーズに行うことで業務
の効率化を目指す。
の情報発信が各フロアに行く
又は電話する必要があり時間
がかかる。
• 日中(夜間含め)の見守りや急
D5 施設
• 介護業務支援機器を使用する事 • 見守りや急変時、事故発生時に、
変、事故発生時には、内線もし
くは、職員が直接2F⇔3F へ
で、見守りや急変時、事故発生時
には、インカムで情報の伝達、共
職員双方が現場状況に問わず、
速やかに応援依頼や情報伝達、
応援を呼びに行っている。そ
有を行うよう変更。(全体連絡の
共有が行える。スピーディな協
の為、(職員双方が)その場を
場合は返答不要。名指しの場合、
力体制を確保する事で、職員の
153