【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (218 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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詳細
ために働きたいという方が多い。
【労災保険・有給休暇等】
非常勤職員として契約している。勤務時間が短いため保険等の対象外である。
労災保険の加入等の条件は介護職員と同等である。
有給休暇も介護職員と同様に取得可能である。
介護助手も介護職員と同じ条件で労災保険に加入している。今まで介護助手に適用し
たことはない。
【ボランティアとのすみわけ】
コロナ前までは入浴後のドライヤーをしてくださるボランティア、マッサージのボラ
ンティア、サークル活動のボランティアがいたが、コロナにより中断期間が 3 年近く
になるため復帰は難しい可能性がある。家族が利用者に自由に会える環境にならない
とボランティアの再開は難しい。
書道のレクリエーション活動について、コロナ前はボランティアの方にもご協力いた
だいていたが、現在はボランティアの協力はなく、利用者自身で楽しんでいただいて
いる。
コロナ以前は特にレクはボランティアに週に1,2回入ってもらっていたが今は断っ
ている。介護助手が間接業務に入ったことで、職員によるレクリエーションの企画頻
度は増えた。
散髪ボランティアは月2回程度来ていただいている。
コロナ前はボランティアも受け入れていた。入浴後の髪の毛を乾かす、共用部分の掃
除などを依頼していた。
ボランティアは共用部分、介護助手は居室エリアでの業務としており、利用者とのか
かわりかたが全く異なる。
【その他ご意見】
本実証調査に参加したことにより介護助手のありがたみを痛感した。介護助手からの
部分的な支援でも介護職員としてはありがたい。日常生活に必要な業務を担ってくれ
る介護助手は必要な人材である。
介護助手を導入してから数年たっている。こういう振り返りの時期を設けられてよか
った。実証に協力したことで客観的に効果を知る機会になった。
介護助手という職種について、施設や現場職員へ広く周知してもらいたい。
施設の体制を整え介護助手が活躍できる環境を作っていけるとよいのではないか。
未経験の方でも研修などを行うことで、介護施設の理解をしてもらえれば即戦力には
ならなくても必要な人材になりえるだろう。
経験者だからこその気づきが多く、直接介護はしなくてもナースコールがあった際、
個室に駆け付け、利用者の状況を確認し、介護職員に伝達するなどの対応もしてくれ
ている。経験者の方がスムーズに介護職員の支援につながる働きができるのではない
か。
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