【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (258 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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詳細
介護従事者ごとに体位交換のスキルに差があったが、機器を用いることで統一的な体
位交換が可能になった。
体位交換にかかる時間が無くなった分、排泄支援、陰部洗浄等の他の業務に時間を利
用できるようになった。
LINE WORKS
利用者の褥瘡が改善した。床ずれも発生していない。
日誌と連携することで、日誌を同タイミングで閲覧可能になり、介護従事者間の伝達
や緊急時の連絡も一元化できた。
機器導入により漏れなく情報共有できるようになった。
単独行動中の自身の成果を写真に収めて他の介護従事者に共有することで自身の記
録になるとともに他の介護従事者からの評価にもつながった。
ケアの質の向上につながった利用者の事例とその内容として主に以下の意見があった。
内容
居室環境改善
詳細
日中帯、利用者の生活リズムに合わせた清掃が可能となり、自立度が高く自尊心が高
い利用者の部屋を整理できた。転倒リスクがある方だったため、動線の確保により転
倒の予防につながった。
利用者のニー
ズ把握
ナースコールの多い利用者について、生活歴情報等から原因を割り出し、Qラインを
活用してコミュニケーションの時間を増やした結果、ナースコールの回数も大幅に減
少し、職員の負担も軽減された。
利用者の変化として主に以下の意見があった。
内容
詳細
アクティビティの選択肢が増加した。
アクティビティ参加人数が増加した。
抵抗感のある
湯船につかる習慣がなく、入浴が嫌いな利用者が利用できた。
ケアへの順応
脱衣後すぐに湯船に入れるため、羞恥心による入浴への抵抗感がなくなった。
自主性の向上
飲料のとろみ付けを自分で行えるようになり、利用者が進んで水分補給をするように
社会参加
なった。
機器を用いた業務改善で確保できた時間が何に活用されたかとして主に以下の意見があった。
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