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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (244 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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内容
利用者へのケ

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利用者の社会参加を増やすことを意識したオペレーション変更を実施。レク時間や介
護職のリハビリ等を増やすことで、睡眠時間改善や良眠につながったように感じた。



ケア提供を変更する⇒利用者の睡眠の質がよくなる⇒次の日の活動がよくなるとい
うサイクルを実感した。



実証を始める前より、社会参加する事で良眠につながるというデータがあった。睡眠
の質が十分でない方に対して適切に社会参加につながるケアの提供を意識した。



利用者の前日の睡眠状況に応じて、当日の社会参加活動等の調整を行った。



このようなオペレーション変更の取組は、最低 1 週間は継続しないと持続的な良眠に
はつながらないと思う。



日中元気でも夜が眠れないということが長く続くと医療的な対応も必要なケースが
ある。そのような場合には、看護師等の医療職との連携も行った。

機器の活用



機器を用いて利用者の睡眠状態を確認することを意識した。



機器からの通知される利用者状態(起床や離床等)を確認して、排泄ケアのタイミン
グを適切化し、睡眠の質をあげられるようなケア提供を心掛けた。



ケアの質の向上につながった利用者の事例とその内容

ケアの質の向上につながった利用者の事例とその内容として主に以下の意見があった。
内容

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事例

寝たきりにて、排泄が頻回であり、夜間帯の覚醒量も多かった方について、覚醒のタ
イミングで排泄ケアを行うよう実践をした。



その結果、夜間帯の覚醒量が減少し、睡眠の質が向上した。また、日中の会話量が増
えるような利用者もいた。



利用者の変化

利用者の変化として主に以下の意見があった。
内容
利用者の変化



詳細


社会活動が増えることで自然と他の利用者との会話が増えた。



伴って、ユニットの内での利用者全体の活動量や会話量が増えたように思う。

機器を用いた業務改善で確保できた時間が何に活用されたか

機器を用いた業務改善で確保できた時間が何に活用されたかとして主に以下の意見があった。
内容
夜間帯の巡視
適正化による

詳細


巡視が適正化され、その時間を使い、介護記録の確認や資料作成、他利用者を含めた
状態の確認等で時間を有効活用した。

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