【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (191 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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タディ調査の結果を集計した。
職員向けアンケート調査で最も回答が多かった「利用者とのコミュニケーション」は、事前と比較して、
事後①で 2.2 増加していたが、事後②では 1.3 分減少という結果であった。
次いで回答の多かった「記録・文書作成・連絡調整等」は、事前と比較して、事後①で 0.4 分、事後②
で 2.9 分減少という結果であった。
なお、
「記録・文書作成・連絡調整等」が職員タイムスタディ調査の結果では削減されていたにも関わ
らず、職員向けアンケート調査で多くの職員が「増やすことができた時間」として回答した要因について
ヒアリング調査にて確認したところ、介護助手を導入したことで「丁寧な記録ができるようになった」、
「利用者へのケアの後、都度、必要な記録ができるようになった」などの変化があったためと考えられ
る。
図表 VIII-18 職員タイムスタディ調査の結果
(職員向けアンケート調査・増やすことのできた時間)
(分)
0
50
100
150
200
250
300
350
4.6
事前
18.4
52.9
72.8
45.6
37.2
13.7
52.9
2.2 分増
4.1 2.5
0.4 分減
3.1
事後①
20.6
55.2
72.7
43.3
36.6
17.9
52.5
1.1 分減
3.9 3.3
2.9 分減
4.5
事後②
17.1
54.2
72.2
42.8
37.1
21.4
50.0
4.4 3.8
A.利用者とのコミュニケーション
A.食事支援
A.排泄介助・支援
A.移動・移乗・体位変換
A.入浴・整容・更衣
A.機能訓練・リハビリテーション・医療的処置
A.その他の直接介護
B.記録・文書作成・連絡調整等
B.利用者のアセスメント・情報収集・介護計画の作成・見直し
B.他の職員に対する指導・教育
事前n=158、事後①n=155、事後②n=160
※n 数は調査対象となった職員数の合計。5 日間の自記式による職員業務量調査(タイムスタディ)を実施。
※グラフ上の数は、調査結果の和から 8 時間(480 分)換算した値。
※事前と事後の比較を明確にするため事前(介護助手不在)の施設(実証パターン①④)及び、事前・事後①・事後②が
全て揃っている施設のみを対象に集計
※介護助手の従事者数は、事前0人、事後①36 人、事後②37 人。
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