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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (128 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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事前・事後①・事後②n=102
※n数は調査対象となった職員数。

(5)

利用者向けアンケート調査結果

利用者の状況変化について、意欲の指標(Vitality Index)の合計点を比較すると、活動的な傾向とみ
られる「8点~10点」の利用者の割合が事前 4%、事後①と事後②が 8%と増加となる傾向がみられた。
図表 VII-34 VI 得点区分別集計

事前・事後①・事後②n=27
※n数は利用者数。
※ Vitality Index とは、鳥羽ら(2002)によって開発された、高齢者の日常生活動作「起床」
「意志疎通」
「食事」
「排
泄」
「活動」の 5 項目から高齢者における日常生活動作に関連した「意欲」を客観的に評価する指標。5 項目それぞれに0
~2 点で回答し、それぞれ 2 点が最もよい状態を示す。10 点満点。

対象利用者における QOL の変化を確認し、
「明るく、楽しい気分で過ごした」
「意欲的で、活動的に過ご
した」では改善傾向として見られた。その他の項目では改善がみられなかった。
(本調査結果においては 1 施設において、事前、事後①、事後②揃って調査した利用者がおらず、事前
調査の利用者 No.1~3、事後①、②の利用者 No.4~6 をデータとして含有している。)

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