【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (115 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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(工夫・変更前)
介護ロボット導入後の内容
(工夫・変更後)
工夫・変更の目的、目指すところ
• 入所後または状態変化があっ
• (左記と同様)入所後または状
• リハビリの視点は忘れずに、立
た場合、リハビリ職員が動作
確認を行い、移乗介助を検討
態変化があった場合、リハビリ
職員が動作確認を行い、移乗介
位を取る必要がある利用者には
SASUKE は使用しない介助を続け
する。
助を検討する。
ていく。
施設
• 立位が不安定な方のトイレ誘
導は介護スタッフ二名で行っ
• 介護スタッフ一名でトイレ誘導 • 排泄介助、主にトイレ介助にかか
を実施する。
ている。そのため状況によっ
る人員を他の業務の対応に充て
る。
てすぐに対応できない、また
他の業務の手を止めなければ
B4 施設
いけなかった。
• 立位が不安定な方のトイレ誘
導は介護スタッフ二名で行っ
• 介護スタッフ一名でトイレ誘導 • 身体的負担を軽減する。
を実施する。
ている。抱えるスタッフの身
体的負担がかかっている。
•
身体を動かすのが苦痛な方
(看取り期等)に対しての離
• 移乗介助をせ ずに離床 が出 来
る。
• 「移乗介助は苦痛だが、離床し
たい」という方のニーズを無理
床介助について、現在は①タ
オル移乗(タオルを身体の下
なく叶えられる。
(痛みなく離床
が出来る。
)
に敷いて、それを持ち移乗)
、
• ニーズを叶えられることで、利
②3人介助(上下肢に加え、
用者はもちろん・職員も満足度
1 人が腰を持つ)等で痛みの
が増す。
緩和を図っているが、やはり
痛みは伴う。また、②は職員
の数的状況で選択できない
事もある。また③ベッドのま
ま離床する 事もあるが、居
室環境によっては「ベッドの
まま出られない」また、
「明
らかに体調が悪そうに見え
B5 施設
る」
、
「散歩などは出来ない」
と弊害あり。身体を動かすの
が苦痛な方に対しての離床
介助に現在の方法では利用
者に弊害が出る。
• 無理な移乗介助をする、離床
をさせてあげられない事で職
員の気持ちの面で弊害があ
る。
• 移乗介助で職員が2人必要で
• 1 人の職員で離床介助が出来る。 • 1人の手が空くので、その分で
ある。
他の業務ができる。
• 立位が難しい方は職員が上下
• 2 人職員が必要な利用者を待た
を抱えて 2 人で介助している。
せない。
• 職員の手を二人同時に空けな
• 程度は台数にもよるが、業務の
ければならず、以下の弊害が
ある。
効率化に繋がる。
• 他の業務が進まない。
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