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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (228 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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4.介護従事者により、食事時間前のお知らせ・ゴミ回収・掃除(浴室含む)実施
5.毎日、各職種が集まっての情報交換会(申し送り)
6.主観と経験に基づく援助計画の組み立て
7.口頭申し送り等による援助結果のモニタリング
テクノロジー等

1.美浴等の入浴支援機器により、入浴業務を 2 名より 1 名での対応に変更(必要な

の導入後の内容

部分は 2 名対応を継続)

(工夫・変更後) 2.ラグーナにより体位交換業務代替(眠りスキャン(巡視業務代替)と併用)
3.チャットツールによるリアルタイムでの情報共有の実施
4.デジタル(データ)を活用した援助計画の改善プロセス
5.介護補助職を想定した業務(以降、Q ライン)を切り分けることにより、食事の案
内・ゴミ回収・掃除を特定の者が集中的に実施
6.データに基づく職員間コミュニケーションの活性化(カンファレンス等)
7.外部業者により洗濯実施、洗濯回収・配布は介護補助者により実施
介護オペレーシ

上記の施策を導入、実践することにより以下を目指す。

ョンの変更にお

1.人にしかできないことは人で行い、また、介護の専門職でなくてもできる業務は

ける目的と目指

Q ラインを活用することで、介護専門職が利用者と接する時間をのばせるようにする

す姿

2.人でなくてもできる業務は積極的にシステムやテクノロジーの導入を進める
3.デジタル(データ)を活用したPDCAサイクルの構築を目指す

調査項目として、タイムスタディ調査及び職員向けアンケート調査、利用者向けアンケート調査、その他
調査、ヒアリング調査を行った。



タイムスタディ調査

タイムスタディ調査の調査項目では、
「A.直接介護(小分類 5 つ)」「B.間接業務(小分類 3 つ)」「C.
休憩・待機・仮眠」
「D.その他、未記入」の 4 分類で整理し、計 23 項目を用意した。
図表 IX-12 タイムスタディ調査 項目(SOMPO ケア株式会社)
No.

分類

項目

1

A.直接介護(移動・移乗・体位変換)

移動・移乗・体位交換

2

A.直接介護(排泄介助・支援)

排泄介助・支援

3

A.直接介護(入浴・整容・更衣)

入浴・整容・更衣

4

A.直接介護(利用者とのコミュニケーション)

利用者とのコミュニケーション

5

A.直接介護(その他の直接介護)

生活自立支援

6

行動上の問題への対応

7

食事支援

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