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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (152 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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内容

詳細


随時のトイレ誘導になり、忙しい時に通知が鳴る場合焦ってしまうこともあったが、
機器を使うにつれて通知が鳴っても焦らずにトイレ誘導できるタイミングで対応す
れば良いという考え方で対応した。



メーカーにデータの分析結果を打ち合わせで共有いただき、定時時間を変更した。

【排泄リズムの分析と共有】


簡単な排泄に関するケース記録を紙に記入した。(日付、時間、排尿(トイレ・パ
ッド)、尿のたまり具合のレベル、機器の取り外し)毎日、その日のケアの結果を
職員同士で記録を基に分析して共有した。
トイレに座る時間を職員の感覚から、データをもとに時間を長くするよう調整し



た。座る時間を長くした結果、尿を出し切ることにつながり横漏れが減った。職員
は排泄ケアについて、パッド変えることを中心で考えていたが、トイレで尿を出
し切ることが大事であると意識が変わった。職員同士で、意識統一図るために共有
をしていた。


メーカーにデータの分析結果を打ち合わせで共有いただいた事項は、適宜ミーティ
ングで職員へ共有し周知をした。



機器操作時等で不明点があった場合、メーカーに適宜職員からチャットで連絡をす
るようにリーダーから周知をした。

内容
排泄ケアの方針

詳細


排泄リズムをつかむことで横漏れや空振りを防ぎたい。



排泄介助の回数を減らしたい。



利用者の QOL 向上につなげたい。



おむつやパッドコストを削減したい。



訴えが排泄に関することなのかそれ以外かわからないため、訴えの内容を知り、
排泄リズムを把握したい。

導入機器の評価と



理由

排泄ケアの分析に時間がかかり排泄ケア全体の時間は増加したが、利用者にとっ
て自立支援につながる取り組みができているので、負担になっていない。



適切なタイミングで誘導することで、トイレの誘導回数が減り、トイレで残尿な



適切なタイミングで誘導できた時、職員同士で機器が正確だといった話をしてい

く排尿ができるようになり衣類の交換回数も減った。
た。


通知が鳴りすぎてしまって、職員に余分な負担がかかった。



通知が鳴ったら誘導するという方針で進めていたが、装着位置のずれ等で通知が
鳴らない場合、もともとの定時の誘導時間に対応してしまうなど、誘導の回数が
増えたこともある。

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