【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (25 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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全床実証
全床実証における事前では、図表 VI-12 と同様の調査票を用いた。事後では、主担当職員とサポータ
ーに分けて調査を行うため、主担当には、図表 VI-12 と同様の調査票を用い、サポーターには以下の調
査票を用いた。主な違いは、主担当が担当するエリアへのサポーターによる支援において、どれだけの時
間が費やされたかがわかる形とした。№「A, B」の区分「サポート先のユニット・フロア」において当該
情報を記載するよう依頼した。なお、以下の図表では 21 時台のみの記載であるが、実際の調査票には翌
6 時台までの記載できるよう調査票を作成した。
図表 VI-13 全床実証における事後のサポーター用の調査項目
21時台
記載例①
区分
NO
分類
SubNO
直接介護
ー
項目
00分-
10分-
20分-
30分-
40分-
50分-
09分
19分
29分
39分
49分
59分
1 移動・移乗・体位変換
2 排泄介助・支援
ユ
A
3 生活自立支援(※1)
ニ サ
4 行動上の問題への対応(※2)
ッ ポ
5 その他の直接介護
ト ー
・ ト
間接業務
7 記録・文書作成・連絡調整等(※3)
ロ の
ア
4
6 巡回・移動
フ 先
B
8 見守り機器の使用・確認
9 消毒などの感染症対応(※4)
10 その他の間接業務
自身
A'
直接介護
-
-
担当
B'
間接業務
-
-
休憩
6
11 休憩・待機
C
12 仮眠
共通
D
その他
ー
ー
13 その他
ー 備考・補足等
※1 入眠起床支援、利用者とのコミュニケーション、訴えの把握、日常生活の支援
※2 徘徊、不潔行為、昼夜逆転等に対する対応等
※3 利用者に関する記録等の作成、勤務票等の作成、申し送り、文書検索等
※4 消毒作業や消毒液の補充等、感染症対策に関わる作業時間
職員向けアンケート調査では、新規、追加、全床の各実証で、共通の内容として調査を行った。
調査項目は、事前と事後で共通とし、心理的負担評価(心理的ストレス反応測定尺度(Stress Response
Scale-18 に基づく)と、加えて事後では、見守り機器の利用によるモチベーションの変化、見守り機器の
利用による職員や施設業務の変化、見守り機器の満足度評価(QUEST 福祉用具満足度評価)とした。各
調査票は、XI.参考資料を参照されたい。
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