【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (159 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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通常(現在)の内容
(工夫・変更前)
利用者の動きを気にしなが
介護ロボット導入後の内容
(工夫・変更後)
工夫・変更の目的、目指すところ
入力を行う。
ら、記録を入力していくため、
精神的な不安・負担が強い。
• 二重記入(紙に書いてから、介 • 1 回の記録のみで完結して、確
護ソフトに入力)したあとに、
認作業はない。
• 二重記入(紙に書いてから、介
護ソフトに入力)したあとに、
再度確認作業がある。時間が
再度確認作業がある。時間がか
かかり、人手がとられる。日中
かり、人手がとられる。日中は
は約 30 分程度の二重被りの
約 30 分程度の二重被りの時間
時間がある。
がある。
• 介護・看護記録を入力する際、 • 排泄、食事、バイタルなどの基
視線がスマートフォンやタブ
レットに向かい、利用者の見
本的な入力項目は介護業務支
援機器にて可能なため、利用者
守りが不十分となる。職員は、
の動きを見守りながら記録の
利用者の動きを気にしなが
入力を行う。
• 利用者の見守りをしながら記録
入力が可能となるため、職員の
精神的不安感が軽減できる。
ら、記録を入力していくため、
精神的な不安・負担が強い。
D8 施設
• 業務が重なると、入力が漏れ
る可能性があり、記録の信ぴ
ょう性が低くなる。
• 1 回のスマホ記録入力が数秒程
度で完結する。
• スマホのロードなども含めて、
短時間で業務が遂行できるかが
焦点となる。
• 入力方法の十分なレクチャーを
行い、ある程度熟練する必要性
もある
• タブレットがユニットに 1 台
• 介護職員がスマホ一人 1 台保持
• スマホを所持して、各自の入力
しかないため、同時に二人が
入力できない。入力待ちが発
するので、入力待ちがない状況
がスマホで完結する必要がある
生する。
• 介護職員がスマホ一人 1 台保
持するので、入力待ちがない
状況 スマホを所持して、各
自の入力がスマホで完結する
必要がある
(2)
タイムスタディ調査
調査対象となった施設全体で、介護業務支援機器の導入前後(事前、事後①、事後②)での職員の業務
時間の変化を昼夜に分け比較した。
昼・夜ともに「記録・文書作成・連絡調整等」の時間が減少した。
昼は事前よりも事後②の方が、記録・文書作成・連絡調整等で約 6 分、時間が減少した。
夜は事前よりも事後②の方が、記録・文書作成・連絡調整等で約 15 分、時間が減少した。
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