【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (168 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
機器導入の最終目的の利用者の自立支援については実証期間中、定期的に職員に周
知した。
内容
機器導入の評価
詳細
もともと IT リテラシーのある職員が多かったため、記録業務の改善も見られた。
移動中に音声で入力できたことが良かった。
機器利用に関す
パソコンまで行かなくてもその場で音声入力ができることは利点であった。
音声で記録しながら同時に他の業務が並行できることがメリットと感じた。
話したことがそのまま記録できるため、記録の正確性が向上した。
リアルタイムで記録できたことで、利用者の生活リズムも把握できた。
メーカーより定期的なフォローアップをしてもらえた。その際に個別職員の記録の
る教育・研修の
作成状況をデータとして見える化してもらい、職員もそのデータを見てより多く活
状況
用するようになった。
メーカーの教育の際にはリーダークラスの職員のみならず、日程の合う現場職員も
参加したため、リーダークラスからの説明の手間が少なかった。
夜勤職員に対してはリーダーと勤務時間帯がかぶることが少なく、教育・研修の時
間が確保しにくい面があった。
リーダーから職員への周知のタイミングをより前倒しできると良かった。
出勤日数が少ない職員や機器を使う機会が少ない職員は使いこなすまでに時間が
かかった。
先に慣れた職員から苦手な職員へ、またリーダー間で共有し、下の職員にも周知した。
その他、法人としてはスマート委員会を活用し、機器を使用した感想や意見を報告して
もらった。
内容
詳細
効果的な活用事
スマートフォンを持ち歩きながら、患部の写真をすぐ撮影して記録できた。
例
通院の付き添い時にスマートフォンを持参し、記録を確認しながら医師と会話する
ことができた。
今後の機器活用
実証終了後も引き続き補助金等を活用して機器を導入するため、検討している。
への期待
内容
業務改善で確保
詳細
できた時間の活
用先
記録時間が削減できたことで、一つ一つのケアを丁寧に行えるようになった。また、
職員間でゆっくり話し合いもできるようになった実感がある。
役職によっては削減できた時間を OJT の強化にも活用した。
削減できた記録時間を利用者の自立支援に活用した。通常、車いすで移動していた
利用者さんが車いすを使わずに時間をかけて自力で移動しているところを見て、自
立支援につながっていると実感した。
164