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【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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有給休暇取得状況調査は、事後の実証の終了後、全ての実証パターン共通の項目で調査を行った。
調査項目は、事前と事後で共通とし、職員の就業日数及び有給休暇取得日数を 1 月ごとに記録するこ
ととした。
各調査票は、XI.参考資料を参照されたい。

夜勤回数調査は、事後の実証の終了後、全ての実証パターン共通の項目で調査を行った。
調査項目は、事前と事後で共通とし、職員の夜勤をした回数を 1 月ごとに記録することとした。
各調査票は、XI.参考資料を参照されたい。

2.

実証結果

(1)

オペレーションの変更(新規・追加)

新規・追加導入において、各施設で以下のオペレーション変更を行った。
図表 VI-16 オペレーションの変更内容(新規・追加)
見守り
機器
タイプ
カメラ

サービス
種別

導入
パターン

介護老人
福祉施設

新規

通常のオペレーション

変更前の夜勤
オペレーション

変更後の夜勤
オペレーション

・ヒヤリハットや転倒・転落
事故の発生後に介護職員が
気付くことが多い。
・訪室時に利用者の睡眠を妨
げてしまい、起こしてしま

・見守りセンサーを活用する
ことで、当該利用者の動き
を常時 PC にて確認できる
環境にする
・利用者の様子を見守りセン

・見守りセンサーを活用する
ことで、当該利用者の動き
を常時 PC にて確認できる
環境にする。
・夜間の定時巡視で眠りを妨

サーで確認することで、定
期巡視の回数を減らす。

げることが減り、利用者の
安眠に繋げたい。入眠時間
が増えれば、単独行動の時
間も少なくなるためヒヤリ

うことがある。

ハットや転倒、転落事故防
ぐ効果も期待したい。
カメラ

介護老人
保健施設

新規

・一度に複数のナースコール
が鳴ると、対応が難しい時

・優先度がわかることで、夜
勤職員の身体的・精神的負

・複数のナースコールが鳴っ
た時の優先度の把握ができ

がある。
・見守り対象の入所者が多数
いて、フロア内を忙しく動
き回ることがある。

担の軽減を図る。
・訪室回数の減少により、見
守り業務の質の向上ができ
る。夜勤職員の身体的・精

る。
・カメラ付きの見守り機器に
より、見守り対象の入所者
の状況把握ができるように

神的負担の軽減を図る。

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なる。