【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (256 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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問 3:導入機器を活用したケアが行われていたか。
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時間短縮
利用により業務時間短縮しアセスメント等の時間を捻出できている。
ドライヤー、再加熱カートや車いす体重計は各階に設置しているため、移動時間の短縮に
もなっている。
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ケアの質
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入浴機器やとろみサーバーにより、スタッフの技量によるケアの差がなくなった。
満足度向上
時間短縮だけでなく、ケアの質、満足度の向上に繋がっている。
機器導入による時間短縮、介護負担軽減だけでなく、ケアの質も下がらないように意識
している。
十分活用されている。食事の非加熱カートに関しては、暖かいものと冷たいものを時間設定
し、利用者に合った時間に提供しており、顧客満足度が高いと思われる。厨房スタッフの業
務改善にもつながっている。
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介護の負担軽減
自動体重測定器のみ現在は対象者がいないため使用していない。利用により介護者の負
担減。
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問 4:入居者(被介護者)の尊厳の保持を意識したケアが実施されているか。
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被介護者個別の対応
入居者、スタッフの数が多いが、声かけやケア等個別性のある対応をしている。
どのスタッフでも統一した質の高いケアを提供出来るよう、入居者それぞれの情報共有を行
えている。
入浴方法やとろみサーバーの中身など、アセスメントをふまえた上で、入居者の意見を取
り入れたサービスを提供している。
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ケア機会の増加
機器導入による業務負担や時間短縮により介護度の低い入居者への関わりも意識して増やせ
ている。
あいさつ、ケア時の声かけも明るく丁寧に徹底されている。業務時間短縮による空き時
間を利用者への関わりの時間にあてられるよう思考中。
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ケアの質の向上
直接的な身体介助だけでなく生活援助も質が落ちないよう徹底、工夫している。
介護者の都合でのケアや時間配分ではなく、入居者主体になるよう適宜業務の見直し、
意識付けを行っている。
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プライバシーへの配慮
デバイスでの入力では、事前に居室内で記録する旨、了解を得て行っている。
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