【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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1. 実証概要
(1)
実証目的
夜間の人員配置の変更も視野に入れ、見守り機器を複数導入することにより、ケアの質の確保及び、職
員の負担軽減が可能かを実証することを目的とした。
(2)
実証仮説
本実証においては、見守り機器の導入について新規導入・追加導入・全床導入の 3 パターンに分けて実
証を行った。
新規導入」の実証パターンでは、新規に入居者の 10%程度に見守り機器(必要に応じて+インカム)を
導入することで、夜勤職員の「直接介護」+「巡視・移動」の時間が減少するか、検証した。インカムを
活用した施設は4施設(10 施設中)
。
仮説としては、見守り機器を導入することで、利用者の状況をリアルタイムに端末等で確認できるた
め、①巡回時間の削減や職員の業務効率化、②転倒・転落の未然防止や早期発見、③排せつの適時誘導が
可能になるとした。適宜利用者へのケア提供が可能となり、間接業務時間や待機・休憩時間が確保できる
ようになる、また、機器の活用により取得したデータを基に、個別援助計画の見直しが可能となり、ケア
の質が確保されるとした
図表 VI-1 「新規導入」での実証イメージ(ユニット型のイメージ)
見守り機器 導入前
見守り機器 導入後
10%導入
ユニット
①
ユニット
②
①
②
※2ユニットで2台程度見守り機器を導入
【図の説明】(以下同様)
見守り機器を設置したベッド
見守り機器のイメージ
※見守り機器は該当ベッドに1台ずつ設置され、本図は
イメージである。
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