【参考資料1-1】介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業 報告書 分割1/2 (111 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html |
出典情報 | 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》 |
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その他調査結果
利用者の行動範囲の広がりを確認するため、利用者が1日の生活を施設内のどこで過ごしていたのか、
居室と居室以外の割合を確認した。3 回の調査全てでデータ得られた利用者を集計対象とした。
事前、事後①、事後②で比較すると、有意な差は認められなかった。
図表 VII-21 利用者の滞在場所別の生活時間(割合)
(全体)
事前・事後①・事後②n=48
※n数は利用者数。
(6)
ヒアリング調査結果
実証を完了後、施設へのヒアリング調査を実施した。調査結果の概要は以下のとおり。
機器の利用状況として、主に以下のような回答があった。
内容
使用頻度
詳細
予定通り使用できた。頻度は、多くて 1 日2~3件から 1 日 1 件。
色々試したところ、装着したままで様々な業務に従事することが難しかったため、アシ
ストスーツが有効となるタイミングを見計らって装着・活用する運用となった。
使用場面
これまで、大柄な利用者様のトイレ介助を小柄な職員が担当する際には、念のため2人
体制で介助を行っていたが、アシストスートを装着することで不安なく1人態勢での介
助を行うことができた。
バックヤード業務であるが、リネン品やおむつの搬入の際に、所定の保管スペースへの
運搬・収納をする際に、業務負担が軽減した。
最初は、排泄時や移乗時に、一時的に装着して活用を想定していた。だが、排泄介助の
時にユニット個室に付属するトイレでは小回りがきかなかったため、ベッド回りの移乗
介助時に限って使用した。
メーカー担当者の適切な装着方法の指導により、中腰姿勢でのアシスト力を体感するこ
とができた。
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