て学ぶための方策について検討する。
（３）令和５年度の研究課題（継続及び新規）に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
【継続】
・「全国規模の肝炎ウイルス感染状況の把握及びウイルス性肝炎 elimination に向けた
方策の確立に資する疫学研究」
肝炎ウイルス感染者数等の実態を明らかにしたこれまでの疫学調査結果と、現状の肝
炎医療に関する疫学調査の分析から、将来のウイルス性肝炎排除への道筋を示し、地域
の実情に応じた効果的な対策について提言できる資料を提示し、ウイルス性肝炎の排除
に向けた肝炎総合対策の更なる推進につなげる。
・「ネットワーク社会における地域の特性に応じた肝疾患診療連携体制構築に資する研
究」
地域の実状や特性に応じた診療連携体制の構築及び連携の障壁を解決する方策を検
討することで、肝炎対策の向上につながる。
・「オーダーメードの肝炎ウイルス感染防止・重症化予防ストラテジーの確立に資する
研究」
それぞれの集団の特徴に応じたリスク因子の分析により、きめ細かな感染防止対策を打
ち出すことで、新規感染者の発生抑止につながり国民の健康寿命の向上につながる。
【新規】
・「肝炎ウイルス検査受検率の向上及び受診との円滑なつながりに資する研究」
肝炎ウイルス検査受検率・陽性者受診率の更なる向上につながる、より効果的な受検・
受診・受療・フォローアップのアプローチ方法を呈示する。
・「多様な病態に対応可能な肝疾患のトータルケアに資する人材育成及びその活動の質
の向上等に関する研究」
肝炎医療コーディネーターの活躍を促進するための方策を提示し、全国のコーディネ
ーターを高いレベルで均てん化することで、肝炎医療の向上につなげる。
・
「様々な生活の場における肝炎ウイルス感染者の人権への望ましい配慮に関する研究」
肝炎ウイルス感染者への偏見・差別の解消のため、様々な関係者と連携しつつ肝炎ウ
イルス感染者等の人権の尊重に係る推進方策を検討し、偏見・差別の被害防止対策につ
なげる。
Ⅱ

参考
１ 研究事業と各戦略（新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略）との関係
【健康・医療戦略（令和２年３月 27 日閣議決定）】
３．基本方針
３．２．健康長寿社会の形成に資する新産業創出及び国際展開の促進等に係る基本方
針
○予防・進行抑制・共生型の健康・医療システムの構築
・ 公的保険外のヘルスケア産業の活性化や公的保険サービスとの連携強化によ
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