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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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・がん対策の進捗管理を行う評価指標や評価方法に関する成果を、次期がん対策推進基
本計画策定時に活用
・がん患者が小児・AYA 世代を通して切れ目のない診療を受けられる体制の研究結果
の、拠点病院等の整備指針策定への活用
・拠点病院等におけるがんリハビリテーションの更なる推進のための基本計画に基づく
施策の立案への活用
○がんとの共生に資する研究
・小児がん患者の療養環境を更に充実させるための、体制整備を検討する上での活用
・アピアランスケアの効果的な支援体制や手法の成果の、がん診療連携拠点病院等の整
備指針の改定やがん相談支援センター相談員研修プログラムへの活用
・自殺予防のための効果的なプログラムの成果を、がん診療提供体制の検討や、次期が
ん対策推進基本計画の策定に活用
・がん患者等の生殖機能温存に係る経済的な支援と、治療エビデンス確立を推進する小
児・AYA 世代がん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業の見直しに活用


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和4年6月7日閣議決定)】
14 頁 Ⅲ-2.-(4)-②(ゲノム医療の推進)
がん・難病に係る創薬推進等のため、臨床情報と全ゲノム解析の結果等の情報を連携
させ搭載する情報基盤を構築し、その利活用に係る環境を早急に整備する。なお、当該
結果等には、10 万ゲノム規模を目指した解析結果のほか、マルチ・オミックス(網羅的
な生体分子についての情報)解析の結果等を含む。
【経済財政運営と改革の基本方針 2022(令和4年6月7日閣議決定)】
32 頁 第4章-2.(社会保障分野における経済・財政一体改革の強化・推進)
がん・難病に係る創薬推進等のため、臨床情報と全ゲノム解析の結果等の情報を連携
させ搭載する情報基盤を構築し、その利活用に係る環境を早急に整備する。がん専門医
療人材を養成するとともに、
「がん対策推進基本計画」の見直し、新たな治療法を患者に
届ける取組を推進する等がん対策を推進する。
【統合イノベーション戦略 2022(令和4年6月3日閣議決定)】
17 頁 第1章-2.-(3)-①(戦略的に取り組むべき応用分野)健康・医療
「全ゲノム解析等実行計画」を速やかに改定し、がん・難病に関して、2022 年度から集
中的に全ゲノム解析等を行い、英国等での 10 万ゲノム規模の取組を目指し、蓄積され
たデータを用いた研究・創薬等を推進する。


他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
・AMED 研究(革新的がん医療実用化研究事業)
本研究事業では、文部科学省・経済産業省と連携し、基礎的・基盤的研究成果を確実に
医療現場に届けるため、 主に応用領域後半から臨床領域にかけて予防・早期発見、診
断・治療等、がん医療の実用化をめざした研究を「健康・医療戦略」及び「がん研究1
0か年戦略」に基づいて強力に推進し、健康長寿社会を実現するとともに、経済成長へ
の寄与と世界への貢献を達成することを目指している。
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