資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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(2)効率性の
研究の進捗状況を評価する中間評価委員会の評価を研究者へフィードバ
観点から ックすることで、効率的な研究事業の継続実施を図っている。外部有識者か
ら構成される評価委員会で研究評価を行うことで、効率的な研究を推進して
いる。また、本研究事業は多岐にわたる科学技術のもたらす ELSI の中から、
ゲノム解析や AI 技術に対して焦点を当てて、厚生労働分野の各種先端的な
研究の進捗状況の把握と同時並行で研究を実施することで、新たな科学技術
の社会実装を効率的に進めることが期待できる。
(3)有効性の
本研究事業は、人文社会科学及び自然科学の様々な分野の視点から具体的
観点から な課題の抽出やその重要度等の評価に関する調査研究を行い、科学的根拠に
基づく社会的便益、社会的コスト、意図せざる利用等を予測することから、
利害調整を含めた政策の検討に資する。また研究成果は、新たな科学技術の
社会実装を推進する上で有効である。
(4)総合評価
厚生労働分野は国民生活と密接する部分が多く国民の関心も高く、具体的
な ELSI の課題の抽出、解決に向けた研究により、新たな科学技術の開発と
これらの科学技術がもたらす ELSI を検討する本事業を行うことで国民が安
心してゲノム医療又は AI を活用した医療・介護等を受けるための環境整備
の進展および開発・受容に伴う課題の解決によるイノベーションの加速に貢
献できる。
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