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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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め、2022 年度中に、遠隔医療が果たす役割や患者・住民の理解の推進等も含め、遠隔
医療の更なる活用のための基本方針を策定する。」
【経済財政運営と改革の基本方針 2022(令和4年6月7日)】

「医療コンテナの活用を通じた医療体制の強化等の地域防災力の向上や事前防災に資
する取組を推進する。」

「医療・介護提供体制などの社会保障制度基盤の強化については、今後の医療ニーズ
や人口動態の変化、コロナ禍で顕在化した課題を踏まえ、質の高い医療を効率的に提
供できる体制を構築するため、機能分化と連携を一層重視した医療・介護提供体制等
の国民目線での改革を進めることとし、かかりつけ医機能が発揮される制度整備を行
うとともに、地域医療連携推進法人の有効活用や都道府県の責務の明確化等に関し必
要な法制上の措置を含め地域医療構想を推進する。あわせて、医師の働き方改革の円
滑な施行に向けた取組を進める。」

「全身の健康と口腔の健康に関する科学的根拠の集積と国民への適切な情報提供、生
涯を通じた歯科健診(いわゆる国民皆歯科健診)の具体的な検討、オーラルフレイル対
策・疾病の重症化予防につながる歯科専門職による口腔健康管理の充実、歯科医療職
間・医科歯科連携を始めとする関係職種間・関係機関間の連携、歯科衛生士・歯科技工
士の人材確保、歯科技工を含む歯科領域におけるICTの活用を推進し、歯科保健医
療提供体制の構築と強化に取り組む。また、市場価格に左右されない歯科用材料の導
入を推進する。」

「医療DXの推進を図るため、オンライン診療の活用を促進するとともに、AIホス
ピタルの推進及び実装に向け取り組む。」
【新経済・財政再生計画改革工程表 2021(令和3年 12 月 23 日)
(経済・財政一体改
革推進委員会)

・「かかりつけ医機能の明確化と、患者・医療者双方にとってかかりつけ医機能が有効
に発揮されるための具体的な方策について検討を進める。」
【規制改革実施計画(令和3年6月 18 日)】

「医療提供体制におけるオンライン診療の果たす役割を明確にし、オンライン診療の
適正な実施、国民の医療へのアクセスの向上等を図るとともに、国民、医療関係者双方
のオンライン診療への理解が進み、地域において、オンライン診療が幅広く適正に実
施されるよう、オンライン診療の更なる活用に向けた基本方針を策定し、地域の医療
関係者や関係学会の協力を得て、オンライン診療活用の好事例の展開を進める。」
【外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策(令和3年度改訂)(令和3年6月
15 日)(外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議)】
・「医療機関を受診する外国人の増加を踏まえ、外国人にとっての医療機関の利便性
の向上等、外国人が安心して医療サービス等を受けることができる環境の整備を図
ることが必要である。」


他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
該当なし

Ⅲ 研究事業の評価
(1)必要性の
「地域医療構想」「医師確保計画」「外来医療計画」が医療計画に位置付
観点から
けられており、令和6年度までに医師に対する時間外労働の上限規制が段階
的に施行される中で、地域医療提供体制の維持についての新たな課題が生じ
ている。また、令和3年医療法改正により、第8次医療計画における記載事
項として「新興感染症等の感染拡大時における医療提供体制の確保に関する
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