資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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社会課題を経済成長のエンジンへと押し上げていくためには、科学技術・イノベーショ
ンの力が不可欠である。特に、量子、AI、バイオものづくり、再生・細胞医療・遺伝子
治療等のバイオテクノロジー・医療分野は我が国の国益に直結する科学技術分野である。
(5)デジタルトランスフォーメーション(DX)への投資
デジタル時代に相応しい行政、規制・制度に見直すため、デジタル改革・規制改革・行
政改革を一体的に推進する。今後3年間の集中改革期間において、「デジタル原則に照ら
した規制の一括見直しプラン」26 に基づく目視規制や常駐専任規制等の法令等の見直し
な
どを行い、デジタル原則への適合を目指す。また、自動運転車や空飛ぶクルマ、低速・小
型の自動配送ロボットの活用を含む物流・人流分野のDXや標準化、MaaSの推進のほ
か、センサー、ドローン、AI診断、IoT技術、ビッグデータ分析など、あらゆる技術
を活用するためのテクノロジーマップを整備し、実装を加速させる。
【統合イノベーション戦略 2022(令和4年6月3日閣議決定)】
第1章 総論(新しい資本主義における「成長」と「分配」の好循環を支える科学技術・
イノベーション)
2. 科学技術・イノベーション政策の3本の柱
(3)先端科学技術の戦略的な推進
①重要技術の国家戦略の推進と国家的重要課題への対応
(戦略的に取り組むべき基盤技術)
AI技術
「AI戦略 2019」のフォローアップを経て更新された「AI戦略 2021」に基づき、
関係府省が連携し、教育改革、研究体制の再構築、社会実装、データ関連基盤整備、倫
理等に関する各施策を着実に推進してきた。その成果の上に立ち、より良い社会経済や
国民生活を早期に実現・実感できるよう、AIの社会実装の推進強化に加え、首都直下
地震、南海トラフ地震等の大規模地震や富士山も含む大規模火山噴火、気候変動等の影
響により激甚化・頻発化する大雨といった大規模災害等、差し迫った危機への対処に重
きを置いた「AI戦略 2022」を 2022 年4月に策定した。同戦略に基づき、以下の方針
に沿った取組を重点的に推進する。なお、AIに関しては、経済安全保障の観点からの
取組も始まることを踏まえ、政府全体として効果的な重点化が図られるよう、関係施策
の調整を行っていく。
•AIの社会実装の更なる推進のため、画像認識、自然言語処理等での広範かつ効果
的な活用が期待されるディープラーニングを重要分野として位置付け、企業による実
装を念頭に置きつつ、AIの信頼性向上、AI利活用を支えるデータの充実、AIを
巡る人材や技術情報、データ取扱いルール等の追加的な環境整備、政府におけるAI
利活用の推進、我が国が強みを有する分野とAIとの融合に力点を置いて取り組む。
(サイバー空間とフィジカル空間の融合による新たな価値の創出)
データ連携プラットフォームの構築
様々な分野ごとに構築されているデータ基盤を適切に連携することで、AI等によ
るデータの活用を促進することが望まれる。
(略)さらに、府省に横断的な取組として、
施策や事業により生み出されたデータの有効活用を一層推進する。
【健康・医療戦略(令和2年3月 27 日閣議決定)
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