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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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②「標準化クリニカルパスに基づく、医師行動識別センサや問診 AI などの ICT を用い
た医師の業務負担軽減手法に関する研究」、
「ICT と AI を用いた、患者の病院間搬送支援
システム研究開発事業」
③「ICT を利用した医学教育コンテンツの開発と活用にむけた研究」、「ICT を基盤とし
た卒前卒後のシームレスな医師の臨床教育評価システム構築のための研究」
【期待されるアウトカム】
①~③の成果により
1)安全かつ円滑に ICT・AI 開発を行う環境の提供
2)医療現場における負担軽減および質の高い医療の提供
3)保健医療分野における均てん化された質の高い教育の提供
ICT 技術を活用した、科学的根拠に基づく効果的な行政政策の実施が期待される。こ
れは、データヘルス改革で目指す未来である「AI を用いた保健医療サービスの高度化・
現場の負担軽減」の達成に資するものである。
(2)これまでの研究成果の概要
・「AI を活用した医療機器の開発・研究におけるデータ利用の実態把握と課題抽出に資
する研究」では、AI を活用した医療機器の開発・研究において仮名加工情報を利用する
場合の課題等を整理した。(令和3年度:終了)

「ICT を利用した医学教育コンテンツの開発と活用に向けた研究」では、医師国家試験
の CBT(Computer Based Testing)化へ向けた症例をベースとしたシナリオ型教材の開
発・評価による医学教育における適切な評価手法や、オンライン教材の拡充に向けた検
討を進めている。(令和3~5年度:継続)
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
・「AI を活用した医療機器の開発・研究におけるデータ利用の実態把握と課題抽出に資
する研究」の成果は、規制改革実施計画に係るフォローアップにおいて求められている
措置となっている。また、個人情報保護委員会等へ提供し、今後の検討の際に活用され
る予定である。(令和3年度:終了)

「ICT を利用した医学教育コンテンツの開発と活用に向けた研究」の成果物が将来的な
医師国家試験の CBT 化に活用され、また標準化された医学教育コンテンツとして活用さ
れる予定である。(令和3~5年度:継続)
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
該当無し
(2)新規研究課題として推進するもの
・「保健医療分野における ICT・AI 開発に求められる環境整備に関する研究」
AI 戦略 2022 や保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアムにおける議論を踏まえ、
日本の保健医療分野における ICT・AI 開発に求められる環境整備、基盤構築に関わる
研究を推進する。
・「保健医療分野の AI 実装等データ利活用状況等についての調査研究」
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