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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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役立ちノート」を作成した(令和2年度終了)。
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
・「健康増進施設の現状把握と標準的な運動指導プログラムの開発および効果検証
と普及促進」において「健康増進施設」が提供すべきものとして開発された標準的な
運動プログラムは全健康増進施設に周知された。
・「社会経済格差による生活習慣病課題への対応方策案に向けた社会福祉・疫学的
研究に関する研究」
(令和2年度終了)において明確化された、教育歴や所得等の社会
経済的要因等を踏まえた食生活、身体活動・運動、口腔、喫煙等の実態と課題は、令
和4年度末に予定されている次期の国民健康づくり運動プランの策定に向けた基礎
資料として活用する予定である。

「健康診査・保健指導の有効性評価に関する研究」における研究成果が、健康診査
等専門委員会、特定健康診査・特定保健指導の在り方に関する検討会で引用された。
・「地域におけるかかりつけ医等を中心とした心不全の診療提供体制構築のための
研究」において作成された「地域のかかりつけ医と多職種のための心不全診療ガイド
ブック」の施設への配布、ホームページへの掲載、公開講座の開催等により情報提供
を行った(令和2年度終了)。
・「循環器病領域における治療と仕事の両立支援の手法確立に向けた研究」におい
て作成された「脳卒中の治療と仕事のお役立ちノート」は厚生労働省のホームページ
で公表している(令和2年度終了)。
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
○健康づくり分野
「現代の社会生活に応じた適切な睡眠・休養取得のための行動変容促進ツールの作
成及び環境整備のための研究」
令和4年度策定予定の次期国民健康づくり運動プランの休養・睡眠対策の検討に
向けた資料の作成や、睡眠指針の改定の材料の創出が求められており、計画策定
や、これを受けた睡眠指針の改正に向けて、より充実した研究が求められる。
○健診・保健指導分野
「新しい生活様式における適切な健診実施と受診に向けた研究」
新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式に適した健診のあり方として、新
たな技術を活用した血液検査など負荷の低い健診に向けた健診内容の見直しや簡素
化についての検討が必要とされている。令和6年度に予定している次期「標準的な
健診・保健指導プログラム」の改訂に研究結果を反映させることを目的としている
ため、これらに関するエビデンスの収集・構築や、実行可能性のある健診方法の提
案等に向けてより詳細な研究が求められる。
○生活習慣病管理分野
「循環器病対策推進基本計画に基づいた、都道府県の有用な目標指標の設定のための
研究」
循環器病対策推進基本計画に基づく各都道府県の計画内容を把握し、各自治体にお
いて重要性が高く、抽出可能な施策及び指標を同定し、全国で統一的に使用可能な、
適切な目標・指標を早急にまとめる必要がある。
(2)新規研究課題として推進するもの
○健康づくり分野
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